注目ボカロP・Chinozo(ちのぞー)とは 楽曲「グッバイ宣言」がバイラルチャートでトップ50入り TikTokのダンス動画もバイラル【Independent Goes Viral】
どんなアーティストも、いつでも、どこでもヒットするチャンスが訪れる時代となりました。日本のSNSで今一番話題の曲をランキングで発表するSpotify Japan「バイラルトップ 50」には、全くの無名のアーティストや大きなプロモーションをしていないにも関わらずSNSを起点にチャートインするアーティストが続出。その後さらにスケールアップしていくといったケースも珍しくありません。「Independent Goes Viral」ではそんな未知の可能性を秘めたインディペンデントなバイラルチャート新登場アーティストにいち早くフォーカスしていきます。
Chinozo「グッバイ宣言」
今回紹介するのは、2021年1月19日分のSpotify Japan「バイラルトップ 50」で49位に初登場したChinozoの「グッバイ宣言」。元々ボカロPのシーンでは有名なプロデューサーです。
TikTokで改めて盛り上がる「グッバイ宣言」
2018年よりボカロPとしての活動を開始したChinozo。「グッバイ宣言」はリリース時(2020年4月25日)から人気だったようですが、昨年末、TikTokのダンス動画で使われさらに拡がりました。再び話題となった同曲のYouTube再生回数は(2021年1月20日時点で)626万再生超え、いいね数は20万以上を突破。ストリーミングでの再生も増え、バイラルトップ50入りに繋がりました。
「グッバイ宣言」各配信ストア : https://linkco.re/DXZ27qZ3
特に火付け役となったのはTikTokerによるオリジナルの振り付け。投稿者・ゆいるさんによる「グッバイ宣言」MVのポーズも取り入れられたこのダンスは、瞬く間にTikTok上で拡がっていき、現在では2.1万以上にも及ぶ動画が投稿されています。
@y30543742481 久しぶりに振り付けしてみました✌️👌 ##オリジナルダンス ##グッバイ宣言 ##ダンス ##dance 踊ってくれたら嬉しいです🥰
投稿の中には、登録者数100万人越えの有名YouTuberまあたそやねおの他、ケチャップ、うたかおカップルなどの人気TikTokerも参加。TikTokでバズり始めたのは昨年末ですが、ここ1週間以内に投稿された動画も多く見受けられ、引き続き拡がりを見せていました。
さらに、このようなUGCはYouTubeにも拡がっています。カバー歌唱や振り付け動画はもちろん、別のアニメ作品の手描きMADの動画も投稿され、その人気を加速化させていました。
「グッバイ宣言」のサウンドとリリック ― 「引き籠り絶対ジャスティス」
「グッバイ宣言」はChinozo自身のセルフカバーバージョンもYouTubeに2020年7月31日に投稿されており、58万回再生を突破。FloweRが歌うボカロバージョンとはまた違った色気のある声が特徴的で、その歌声を絶賛するコメントも多く寄せられていました。サビでは「引き籠り絶対ジャスティス」と軽快に歌い、疾走感のあるメロディがエネルギッシュで、自宅にいながらもテンションが上がるような楽曲になっています。
Chinozoは2020年12月11日に新曲「TAMAYA」を配信。すでに43万回再生を突破しており、その人気が伺えます。今年活動3年目を迎えるChinozoの動向に今後も注目が集まります。
「TAMAYA」各配信ストア : https://linkco.re/eP2mMR6Z
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