MAY-DOG(メイドック)、楽曲「BREAK TIME」が話題 SNSでもアクティブに活動する3人組【Independent Goes Viral】
どんなアーティストも、ヒットを手にするチャンスが訪れる時代となりました。日本のSNSで今一番話題の曲をランキングで発表するSpotify Japan「バイラルトップ 50」には、全くの無名のアーティストや大きなプロモーションをしていないにも関わらずSNSを起点にチャートインするアーティストが続出。その後さらにスケールアップしていくといったケースも珍しくありません。「Independent Goes Viral」ではそんな未知の可能性を秘めたインディペンデントなバイラルチャート新登場アーティストにいち早くフォーカスしていきます。
目次
MAY-DOG「BREAK TIME」
今回紹介するのは、先日2021年1月20日分のSpotify Japan「バイラルトップ 50」で29位に初登場したMAY-DOGの「BREAK TIME」。
MAY-DOGのメンバー、活動について
MAY-DOGは、作詞・作曲を担当しているTeppeiをはじめ、M00NR0CK、hirotoの大阪出身の友人同士からなる3人組ジャンルレス音楽集団。2020年1月から本格的に始動し、セルフプロデュースで作り上げた音楽で大阪、名古屋、東京と各地でライブ活動をしています。
最初はビートジャックMVがYouTube、TikTokで話題に
今回のバイラルチャート入りには、その前段階がありました。彼らは2020年6月12日にYouTubeにRemix「BREAK TIME」をアップ。それは唾奇や罰当などのRemixでもお馴染みの「No Make Up」のビートジャックとなっており、MAY-DOGはそこに「頑張りすぎは良くないので、ゆったりマイペースでいきましょ!」(同動画のディスクリプションより)というメッセージの通り、「ゆっくりと流れる時間」、「BREAK time すべてが良くなる」といったリリックをのせMAY-DOGらしいRemixに仕上げられています。これがYouTubeだけでなく、TikTokでも評判を呼び拡がっていきました。
その後、新たなビートによってオリジナルに生まれ変わった新「BREAK TIME」を改めて2020年12月25日にリリース。人気YouTuberコムドットのゆうたのインスタグラムでもフックアップされるなど、こちらもユースの中で人気曲となり、先日バイラルチャートにインするまで再生が伸びているようです。
「BREAK TIME」各配信ストア : https://linkco.re/HzBh8qCf
SNSで積極的に発信
また、MAY-DOGはとてもアクティブにSNSを更新しています。YouTubeでは「即興VSネタ仕込みラップバトル」などの企画モノや人気楽曲のカバー動画をほぼ毎日投稿。アーティストでの活動とはまた違った一面を発信しており、自らSNSで積極的に発信していくスタンスも、今回のバイラルチャートインを引き寄せた要因かもしれません。
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2つのカルチャーが交わったヒット
MAY-DOGの「BREAK TIME」は、ヒップホップのビートジャックやRemixといった昔ながらのカルチャーと、TikTokやYouTubeで拡がるSNS時代ならではのユースカルチャー、2つのカルチャーがあわさることでヒットしたという、今の時代ならではの新しい音楽の聴かれ方を表した楽曲といえるのかもしれません。
MAY-DOGは、「BREAK TIME」に続いて早くも今年に入って1月5日に新曲「HELLO」を配信リリースしています。
「HELLO」各配信ストア : https://linkco.re/u2zuTDDn
MAY-DOG
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