田口淳之介、ボカロPとの新たなプロジェクトとは

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2020.1.8
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現在ソロ・アーティストとしてインディペンデントなスタンスでアクティブに活動する田口淳之介。昨年11月には、DAZZやKIRA、SNEEEZEといったアーティストを客演に迎えながらアルバム『COSMOS CITY』をリリース。

リードトラック「Voices」では気鋭のクリエイターHiroya Brian Nakanoがディレクションを手がけたMVを公開していた。

今回、田口淳之介はボカロPとのコラボレーションプロジェクトを発表、今春のリリースに向けて新作の楽曲をプロデュース・制作を進めている。パーソナリティを担当したボカロをテーマにしたラジオ番組『田口淳之介の電波工作』をきっかけに、田口自身が注目のボカロPに直接オファーし今回のコラボが実現したという。

すでにコラボ参加が発表されているボカロPは、R Sound Design、アサイウミ、savasti、ジグ、SPACELECTRO、平田義久の6組。

また、これらのボカロPに加えSNSを通じてさらなるコラボレーションアーティストの募集をスタート。経歴やジャンルは不問で、田口淳之介のTwitter、あるいはInstagramにてDMで応募を受け付けている。

【田口淳之介コメント】
「音楽性も表現の仕方も様々。でも好きなモノに対しては真っ直ぐに向き合っている。 ニコ動でそんなPを探し続けていました。見事に沢山の方と出会いました。 才能に恵まれた方達と好きな音楽を作れる。自分が目指しているのは垣根のない活動です。 まさにオールスターの様に個性あふれたアルバムになると思います。 そして、壁を越えてリスナー同士の交流に発展していくキッカケになれば嬉しいです。 是非楽しみにしていて下さい。」

 
【参加ボカロPプロフィール/コメント】

R Sound Design
バンド活動を経て単身で楽曲制作を行う男性アーティスト。主に動画サイトを中心に作品を発表。自身による歌唱、ギター演奏、DJ、動画制作、各種デザインにも精力的に取り組んでおり、メジャーレーベルへの楽曲提供や全国各地での音楽イベント出演などの実績を重ねている。
代表作:「帝国少女」「flos」など

 
アサイウミ
学生時代にボカロにはまったことをきっかけに作曲を始める。2018年11月に『その日々は花だった』でボカロPとして活動開始。爽やか切ないピアノロックをテーマにした、爽快なギターサウンドと切なさを感じさせるピアノサウンドが特徴的。また、物語性のある歌詞で自身の世界観を作っている。
代表作:「空とラムネ」 「リスト」など

 
savasti(サバスチ)
はじめまして、savastiです。私は高校から音楽を始めて、それからは自分が作りたいと思った音、そして聴いたことの無いような、新たな曲を作る事を目標に活動しています。そんな中、田口さんに楽曲製作のお誘いを頂き今回参加させていただきました。今回も、聴いてハッとさせるような曲を作る事を目標に製作させていただきます。宜しくお願い致します。
代表作:「昏迷の味」「キャンディフリッピンと君」など

 
ジグ
“さみしいおんがく”をコンセプトに掲げて活動する北海道出身・在住のボカロP。 ポップス、ロック、HIP-HOP、R&B等の要素をキャッチーに落とし込んだサウン ドと、切なく儚い歌詞が共感を呼び、代表曲「レントリリー」の関連動画再生数は 500万回を突破。映像制作、デザイン、アートディレクションまで自身で手掛けている。自身歌唱によるバンドスタイルでのライブも人気を博しており、インターネット内外問わず精力的に活動を続けている。

 
SPACELECTRO (スペースレクトロ)
ソーシャルメディアに彗星の如く表れたトラックメイカーであり、彼の名を冠するサウンドプロジェクトの代表でもある。異例の100万再生を記録した彼の「妄想税」REMIXや、EXIT TUNESに収録された 「Galaxy Night」全曲をプロデュースする「ボカロEDM」「東方EDM」シリーズの発売によって、ボカロ界隈、踊り手、歌い手に多くのフォロワーを生み出した。楽曲のクオリティと制作面での博学ぶりやあえてタブーや常識に囚われない音作りは、ネット上のオーディエンスのみならず、現場のDJからの評価も高い。ソーシャルメディアとクラブシーンをクロスオーバーさせ、それぞれのクラウドに対して未知の世界へと誘う橋渡し的な存在として、さらなる期待を集めている。

 
平田義久
1996年広島県生まれ。2016年ボカロPデヴュー。ジャズやR&B、ネオ・ソウルに強い影響を受けたサウンドとオリエンタルなセンスで知られる。作詞・作編曲のほかにも映像制作集団summmitを主宰する映像作家としてジャンルを問わず幅広く活動する。「ボーカロイドに感情はいらない」ではボーカロイドの歌唱表現を現代口語演劇理論から解体するなど、批評活動にも積極的に参画しながら『しゃべるボカロとボカロP』によって実践も行う。代表作『この夏のすべてL.P.』、『Hit The Floor L.P.』ほか。

 



田口淳之介、ボカロPとの新たなプロジェクトとは

田口淳之介
1985年11月29日生まれ。1999年より、芸能活動を開始。 10~20代にかけてロックやポップスをはじめとする様々なジャンルの音楽に触れる中で、長身を駆使したダンスやアクロバットを取り入れたパフォーマンス・スタイルを確立。 また俳優として、テレビドラマ・舞台にも出演。持ち前の明るいキャラクターを活かした役柄ではバイプレーヤーとしての能力も発揮。2014年には初の舞台公演・単独主演も務めた。 現在はソロ・アーティストとして、自身の中で一番大きな位置を占める〈音楽〉を軸に、時代の鼓動と共に伸びやかな表現を更に覚醒させていく。

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