Fuma no KTR、新EP『Fuma 忍法帖』をサプライズリリース

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2025.11.28
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Fuma no KTRがEP『Fuma 忍法帖』をリリースした。

2000年(00世代)生まれのラッパーとして、昨今大規模なMCバトルイベントで優勝するなどシーンで大きな人気を誇る傍ら、TVアニメ『ポケットモンスター』エンディングテーマ「RVR~ライジングボルテッカーズラップ~」の作詞・作曲・プロデュースを手がけるなどHIPHOPの枠を超えて活躍するアーティスト・Fuma no KTR。本作品は、12月14日に渋谷・Spotify O-nestにて開催するキャリア初のワンマンライブ『Fuma忍法帖 ~零ノ巻~』に向けて、日頃から応援してくれるファンに向けたサプライズリリースである。

収録楽曲「FumaStyle」は彼の過去・現在・未来を繋ぐ狼煙となる楽曲。新時代への挑戦状とも取れる彼の言葉には、確固たる自信と覚悟、そして虚飾を排したリアルな言葉が、聴く者の胸を鋭く貫く。続く「BAD MOUSE」は、ファンキーなビートと軽快なホーンが織りなす中毒性の高いトラックの上を、俊敏かつトリッキーなフロウで駆け抜ける。「ちょっと失礼お邪魔しMouth」などクスっとなるリリックが、キャラクターを鮮やかに浮かび上がらせ、表現力と遊戯心が炸裂した痛快無比な楽曲に。ラストを飾るのは、Fuma no KTRが生まれ育った大阪のシンボルでもある河川をタイトルに冠した「淀川」。哀愁漂うギターのアルペジオに支えられたミニマルなサウンドが、自身の過去を飾らぬ言葉で生々しく綴ったリリックを際立たせる。「淀川を越えた向こうには何が待ってる」という問いの先にあるのは、絶望ではなく希望。ラップとの出会い、挫折、家族の誕生を経て、己の“生き方”を音にした最も純粋な一曲に仕上がっている。

 

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