ポッドキャストを有効活用するには? | 5 WAYS ARTISTS CAN USE PODCASTS TO PROMOTE THEIR BRAND

アーティスト向け
2019.10.29
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昨今、ストリーミングサービスの普及とデジタルディストリビューションの対応も伴って、個人でも気軽にポッドキャスト配信することができるようになりました。特に、海外、USなどでは様々な情報、コンテンツを発信する方法としてかなりの勢いでポッドキャスト配信の存在感は増しています。国内では、アーティストにとってのポッドキャストの有効な活用はまだこれからかもしれませんが、Vlogのような例に漏れず、この先ファンとのコミュニケーションにおいて重要なツールの一つになるかもしれないポッドキャストの可能性を知っておくためにも、現在のUSでのポッドキャストTipsについてご紹介します。

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※以下、この記事はTuneCore USのBlogの翻訳記事になります。


ポッドキャストはここ数年でニッチからメインストリームなメディアのひとつになりました。特に、Spotifyが2019年にオリジナルのコンテンツ制作を専門とするポッドキャスト企業を買収したことにより、オリジナルのポッドキャスト素材の需要が増加しました。

さらに、GoogleやAmazon、Appleでも同様の動きがあるようで、それはポッドキャストのシーンがさらに大きくなっていくであろうことを示しています。

ストリーミングサービスとポッドキャスティングのクロスオーバーをもってして、音楽ストリーミングサービスのパーソナライズアルゴリズムはポッドキャストの体験を新しいレベルへ押し上げるでしょう。現在、私たちは主にニュースやブログ、口コミから新しいポッドキャストを探しています。Facebookフィードで、「最近のポッドキャストのおすすめは何ですか?」と人々が訪ねあっているのをよく目にします。これを考慮すると、Spotifyは音楽レコメンドアルゴリズムを使ってファン好みのポッドキャストをレコメンドするようになるかもしれません。

これはインディペンデントアーティストにとって新しいファンへリーチし、ファンを獲得するための新しい方法になるかもしれません。

とはいえ、ポッドキャスティングは単なるマーケティングツールではなく、Spotifyが出てきた時に新たなモデルが示されたように、インディペンデントアーティストにとってまた別の収入源にもなり得るでしょう。

そこで、このポストでは、インディペンデントアーティストがポッドキャストを使用して自分自身をプロモーションする方法をご紹介したいと思います。

1.得意な領域に特化する

ポッドキャストを開始するにあたってひとつのオススメは、異なる音楽の領域において、Tipsやツールについて発信することです。それは作曲についてや、音楽制作に関して、あるいはパフォーマンスについてなどかもしれません。あなたの強みを活かしましょう。

あなたが音楽ビジネスやマーケティングに詳しかったら、そういうTipsを発信していくのもありかもしれませんね。そういうTipsを発信することで、濃いフォロワーを獲得できたり、そういった事に詳しい存在として認識されるようになるでしょう。

2. 企業とのパートナーシップの可能性

特定の領域のエキスパートとして、あなたが提供する情報がリスナーの役に立っているのであれば、対価を得る価値のあるものを提供できているというこでしょう。

あるニッチなところでも自分を支持してくれる人が増加すれば、そこに興味を示す企業やブランドが現れるかもしれません。

例えば、あなたがDTMで使われるプラグインに関するポッドキャスト番組をやっていたとしたら、プラグインのメーカーが新たな顧客にリーチするためにあなたへ仕事を依頼するかもしれません。あくまで例えばですが、こうやってスポンサーや広告案件が入ってくる可能性もゼロではありません。

フォロワーがどんどん増えていけばスポンサード収益も期待できます。さらに、そういった価値を持てば自身のコンテンツやサービスをPRする場としても有効に機能するでしょう。

3. コンテンツクリエーター/ミュージシャンとコラボする

ポッドキャストの良いところのひとつに、常に配信者が主体にならなければいけない訳ではない、という点があげられます。例えば、インタビュー形式。あなたが専門とするシーンのまた別のエキスパートや著名人をゲストに迎えたコンテンツを作成すればよいのです。そこから新たなリレーションシップが生まれることもあるでしょう。さらに、様々なゲストを迎えればお互いのリスナーの相互送客にもつながるでしょう。

ちなみに、ポッドキャスト番組では音楽の使用の可能性が考えられます。音楽の使用には許諾が必要となりますが、知り合いのアーティストと番組用の音楽を作って、その音楽を番組で紹介することはお互いにメリットをもたらすでしょう。

4. リスナーとインタラクティブに交流する

人の声というのはとても親近感をもたらすものなので、ポッドキャストはストーリーを伝えたり、人々とつながるにおいて間違いなく優れた方法の一つでしょう。

番組の方向性について、リスナーに耳を傾けるのも一つのアイデアです。リスナーに対し魅力的な番組を提供できているならば、ポッドキャストからあなたを知った人は、もう一度番組を聞きにくるでしょうし、そうしてあなたの熱心なファンになる可能性があります。ポッドキャストは世界へ発信できるので、ファンになる可能性のある人は世界中にいることになります。

5. コンテンツを再利用する

誰しもそれほど読まれなかったブログ記事や、想定していたほど見られなかったYouTube動画をお持ちでしょう。それは時としてトピックがニッチすぎて上手く伝わらなかったからかもしれません。そういったことも、自分の領域に興味を持って聞いてくれるリスナーがいるポッドキャストで、再度コンテンツやトピックとして使ってみるときっと面白いと思ってくれるでしょう。

おわりに

これらは、ポッドキャストを使用してファンにリーチし、新しくファンになってもらういくつかの例です。こういったシンプルで基本的なことをベースとしつつ、様々な展開を考えてみてください。とにかく大事なのは、定期的に公開し続けること。そして、その度にSNSを活用しての告知も忘れずに取り組んでみてください。

元記事 : 5 WAYS ARTISTS CAN USE PODCASTS TO PROMOTE THEIR BRAND (TuneCore US Blog)

TuneCore[US] Podcast

この記事の執筆者
THE MAGAZINE
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