ji2kia (ジツキア) インタビュー |「とにかく作る。とにかくアウトプットする。とにかく前向きに。」【IYOW 】

2019.7.13

ヒップホップからフューチャーベースまで、ジャンルやシーンを問わず、リマーカブルなプロデューサー/ビートメイカーをフィーチャーする THE MAGAZINE series IYOW (In your own way/words)

今回は、国内外のアーティストへの楽曲提供も行いながら、TAKUMI (MIRRROR)、Andy Nagashimaと共に aTTn のメンバーとしても活動するなど、アクティブにフィールドを拡げ続けているビートメイカー ji2kia (ジツキア) にフォーカス。


【IYOW 】 ji2kia 「とにかく作る。とにかくアウトプットする。とにかく前向きに。」
ji2kia

 
About – ji2kia

石川県金沢市出身、現在は東京をベースに活動するビートメイカー。

2012年に初のVinylリリースとなる『oddbose beats』を発表。その後も毎年ビートテープをBandcampやSoundcloudで発表しながらもWeb CMなどの音楽も担当、マイアミをベースに活動するラッパー、Mxrc ClxrkやLAベースのコレクティブSmall Circle Societyなど海外のインディーアーティストを中心に楽曲提供なども行ってきた。

2017年に発表したビートテープシリーズ『short ski』はドイツのインディーレーベル【S!X】やアメリカやカナダのサブミッションメディア【Mindful Music】、【Cabvno】、【EGT media】など様々なレーベル/メディアにピックアップされ個性的なサンプリングワークとビートメイクで高い評価を集めた。

2018年からは MIRRROR のメンバーとしても活躍するTAKUMIと、ギタリストのAndy Nagashimaと共に aTTn として活動をスタート。これまでに、「Sometimes」、「Pay」、「soundin like」、「ON / OFF」を配信リリース、カセットテープ限定で『demo tape』もリリースしている。


【IYOW 】 ji2kia 「とにかく作る。とにかくアウトプットする。とにかく前向きに。」
aTTn

 
—— キャリアのスタート/きっかけ

中学の頃ダンスが流行ってて、同時にHipHop / R&Bが流行っていたことから自然にそういったジャンルに興味を持つようになりました。また鍵っ子だったので、学校が終わって暇だった時は家の近くのゲオで時間潰し的な感じで色んな音楽を探したり、借りたりしてました。

高校生の頃、同級生や先輩でDJをやっている人が周りに多くいて、ある友達の兄ちゃんが高校卒業のタイミングで「DJ辞めるから機材売ってあげるよ」と言われたのがきっかけです(笑)。その後、ビートメイカー/サンプリングという存在を知り、「これなら楽器の弾けない自分も出来るかも?」と思いビートメイカーを始めました。

 
——最近作

aTTn – soundin like | EPHEMERA | ON/OFF

aTTnとしては初めてMusic Videoを作った作品になります。普段のライブであまりパフォーマンスしない楽曲ですが”Day Dream”をテーマに3つの曲が上手く一つの世界観として繋がった作品になったかと思います。映像はTeam maxillaが撮影してくれました。

 
——現在の制作環境 / メインの機材


【IYOW 】 ji2kia 「とにかく作る。とにかくアウトプットする。とにかく前向きに。」

【IYOW 】 ji2kia 「とにかく作る。とにかくアウトプットする。とにかく前向きに。」

Mac Book Pro

Ableton Live

MASCHINE STUDIO

KOMPLETE AUDIO 6

YAMAHA HS-5+MIDIキーボード/E-Piano

 
——主な使用音源

MASSIVE

 
——主な使用プラグイン

Ableton付属のもの

FabFilter

Valhalla

KLEVGRAND

ShaperBox

 
——ビートメイクのプロセス

プロセスとしては基本的には2パターンで、メロディから作っていくパターンとドラムから作っていく2パターンです。

自分はリズムに拘ることが多いので、ドラムをある程度作り混んでから作業を進めることが多いです。

自分としての特徴は、ビートメイクやサンプリングが素直じゃないところ…?他の人の作品を聴くぶんには良いけど、自分で作る上でソフト音源をそのまま使用したり、サンプリングソースをループしてドラムを乗せただけだと満足できないので大抵元のソースがわからないとこまで崩すことが多いです。

 
——ビートメイクポリシー

とにかく作る。とにかくアウトプットする。とにかく前向きに。

行動しないと何も始まらないので積極的に未知の世界へ動いていくことを心がけています。

 
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー

J Dilla

サンプリングの使い方、ビートの揺れ、グルーヴ、何よりビートメイクへの情熱に一番影響を受けました。

今のシーンには間接的でも彼に影響を受けた様々なジャンルのプロデューサー、ビートメイカーがたくさんいると思います。

 
——影響を受けた楽曲

『Voodoo』D’angelo

このアルバムは全てが完璧だと思ってて。いつのタイミングで聴いても新たな発見があるし、ミックスやボーカルワーク、曲順、アートワーク、リリック全てにおいて完璧な世界観だと思いますし、非常に勉強になりますね(レベル高すぎて参考にならないけど)。たまに原点に帰りたくなる時に、必ず聴くアルバムです。

 
——シーンについて

日本って外から見ると凄い魅力的で独自の文化を持っている国だと思うので、ビートメイカーも今まで以上にアクティブに活動したり個性的な作品を世に出していく流れになるといいなと思います。

ボーカルが乗っていなくても、評価されたり、認知されるアーティスト、作品やレーベルがもっと増えたらいいなと思います。例えばBrainfeederみたいな動きをするレーベルやクルーが日本から出てきて、海外で認知されるようになる日もそんなに遠くはないんじゃないかなと思ってます。

 
——Message

aTTnとしても音源、映像含めて年内にリリースが控えていますが、最近お休みしていたビートアルバムもパワーアップした形でリリースしたいと思っています。あと他のアーティストとのコラボ作品なども順次公開してく予定です。

 

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この記事の執筆者

THE MAGAZINE

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