PARKGOLF インタビュー 「シンプルな曲でも自分なりのクセを詰め込む」
もはや現在の国内アーバンミュージック・シーンを語る上で欠かせない存在であり、その特有なビート/プロデュースワークに様々なアーティストからオファーの絶えない PARKGOLF にフォーカス。先日は、Jvcki Wai、YUNGYUに続くラッパーとのコラボ楽曲、SUSHIBOYSのFARMHOUSEを迎えた「SPICE」をリリース。
About : PARKGOLF
北海道札幌市出身、29歳。プロデューサー。
Maltine Records作品の参加で注目され、ゲスの極み乙女。 、tofubeatsや藤井隆らのリミックスを手がける。
DAOKOのメジャー・デビュー作ではプロデュースをつとめるなど幅広い活動を展開。
2015年にSeiho 主宰の〈Day Tripper Records〉より1stアルバム『Par』を発表。 拠点を東京へ移し、2017年に一十三十一、おかもとえみ、GOODMOODGOKUら参加のアルバム 『REO』をリリース。
その後も唾奇のremixやあっこゴリラ、chelmicoなど数多く楽曲提供をしている。
——キャリアスタートのきっかけ
中学生の時に友達とラップを始めたのが、音楽を始めるきっかけになりました。
高校生の時に買ったMPCが21、22歳くらいの時に壊れて、そこからDTMで曲を作るようになり、徐々に今のようなスタイルに変わっていきました。
——ターニングポイント
札幌から東京のイベントに呼んでもらえるようになったのは、Maltine Recordsからリリースしてからです。
2012年〜2017年まではほぼ毎月札幌から東京に通っていましたが、2017年に東京に引越したのもターニングポイントかなと思います。
——最新作
PARKGOLF – SPICE feat.FARMHOUSE (SUSHIBOYS)
——キャリア当初の制作環境
PCに移行してからは、Ableton Live8、NI KOMPLETE AUDIOを使用していました。
モニタースピーカーはなくSONYの900STで作業してました。
プラグインはMassiveとSample Tankくらいしか使ってなかったです。
——現在のメイン機材
PC : iMac
DAW : Ableton Live10
オーディオ・インターフェイス : FIREFACE UCX
シンセサイザー : Prophet REV2
モジュラーシンセ : MOOG GRAND MOTHER
——現在の制作環境
——モニター環境
メインのモニターヘッドフォンは、AUDIO-TECHNICA ATH-R70x。
サブでJVC HA-MX10-Bを使用しています。
モニタースピーカーは、tannoy reveal 402。
——使用音源
ソフトシンセはu-heのDivaをけっこう使ってます。1番ソフトシンセっぽくないソフトシンセな感じが好きです。
——使用プラグイン
Xfer Recordsの Dimension Expander。NYのプロデューサーmaxoに教えてもらったプラグインで、簡単に音を広げれるので割と使います。
——ビートメイクのプロセス
様々な作り方試してますが、最近作った「SPICE」という曲はコードから作ってメインリフを考えたらほぼ完成してたという感じです。
——ビートメイクポリシー
いわゆるオケみたいな曲はあまり好きじゃないので、シンプルな曲でも自分なりのクセを詰め込むことを意識しています。
——影響を受けた楽曲
CID RIM – Draw (Dorian Concept Remix)
多分2012年くらいから今でいうフューチャーベース風な曲を作ってた人たちの始まりみたいな曲。
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り
PARKGOLF – SPICE feat.FARMHOUSE (SUSHIBOYS)
トラップじゃなくて、いわゆるお洒落みたいな曲でもない感じでできて気に入ってます。
(各配信ストア : https://linkco.re/GYgsMt4c)
PARKGOLF – ALL EYES ON YOU feat.GOODMOODGOKU
その時やりたかったことを詰め込めてGOKUくんもバッチリハマってて気に入ってます。
ゲスの極み乙女。 – 秘めない私
打ち込みを担当しました。
——Message
最新リリースの「SPICE (feat. FARMHOUSE)」、ぜひ聴いてみてください。
PARKGOLF
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