Friday Night Plansインタビュー 類稀な歌声とエッジィなクリエイティブで海外の公式プレイリストにも次々ピックアップされるFNPsの素顔とは
starRoや向井太一も太鼓判を押す類稀な歌声で注目を集めるアーティスト Friday Night Plans。USトップの現場を経験してきたstarRoは自身のインタビューでも気になるアーティストについて一番にFriday Night Plansの名前をあげていた。そんなFriday Night Plansが、先日2nd EP『Complex』をリリース。海外、特にアジア圏においてSpotifyをはじめ公式プレイリストにその楽曲は次々ととりあげられている。これまであまり多くを語ってこなかった彼女は、音楽で何を表現し、どこを見据えているのか。メディア初となるロングインタビューを敢行した。
目次
音楽に囲まれた幼少期
——まずバイオグラフィーから改めてお伺いしてもいいですか?
生まれは東京です。お父さんは日本人、お母さんがフィリピン人で、東京の下町でそのまま育ちました。フィリピンには最近は全然行けていないんですけど、小さい時は二年に一回ぐらいは行ってました。
——たしかお母さんは歌手だったとか?
ホテルのディナーショーとかイベントでカバー楽曲を歌っていたらしいです。私が言うのもなんですけど、お母さんは本当に歌が上手で。ディーバ系というか、Mariah CareyやWhitney Houstonとかを聴いたり歌ったりしていましたね。最近は全然歌ってくれないんですけど(笑)。お母さんだけじゃなくお父さんも歌うことが好きで、小学生の時は週一で家族でカラオケに行ったりしてました。そういう、家でもずっと音楽がかかっている環境で育ちました。
——自分で音楽に興味を持つようになったきっかけは?
中学二年生の時に洋楽にハマって、そこから自分でも歌ってみたいなと思うようになって。
——その時ハマった洋楽というのは?
たまたま入った洋服屋さんで流れていた曲の声にすごく惹かれて、でもその時はお店なので誰か分からなかったんですけど、後日家でMTVを見ていたら聞き覚えのある声が流れてきて、それがJustin Bieberだったんです。そこから興味を持ってYouTubeでJustin Bieberを見たり、関連動画で出てくる色んなアーティスト、Chris BrownだったりUsherだったりを知って。英語は今もまだ勉強中なんですけど、歌の発音や歌詞についても、YouTubeのリリック動画をスローモーションにして調べたりしていました。
——その頃からR&Bがしっくりくる感じだった?
そうですね。それとともに普通にポップスも聴きつつ。あまりジャンルとかは気にしなかったですね。
——歌は独学だったんでしょうか?
当たり前なんですけど、いつか歌をやるためにはちゃんと歌が上手くなくちゃダメだと思っていたのと、私すごい上がり症だったんで、それを克服するために高校一年生の頃にボーカルスクールに入りました。そこで発声やステージングを学びました。
コンプレックスだった自分の声
——FNPsさんは、starRoさんはじめ各方面からその声質も評価されていますが、ご自身でも昔から特徴的な声だと思っていた?
実は自分の声質がすごくコンプレックスだったんです。上がり症の原因も声でからかわれることが多かったんで、そのせいだったのかなと。まぁ周りも子供なので、そこに悪意はなかったと思うんですけど。小さい時から低い特徴的な声をしていたので、人前で喋るのも苦手だったし。
でも歌うことはすごく好きでした。別に自分が上手だとは思っていなかったんですけど、自分が歌いたいように歌える感覚があってすごく楽しくて。
ボーカルスクールに通い始めの頃は、ライブに出て頭が真っ白になって歌詞が飛んじゃったりしてたんですけど、回数をこなしたりInstagramでカバー動画をアップしたり、そういう中で自分の声にも段々自信が持てるようになりました。今ではこの声が好きだし、もうコンプレックスに感じることもなくなりました。
——コンプレックスの原因が、結果的に最大の武器になったと。
そうですね、めちゃめちゃベタな感じですけど(笑)。
——starRoさんとはどういった経緯で知り合ったんですか?
Instagramにカバー動画を投稿しているうちに、2017年の6月くらいだったかな、そのカバー動画を向井太一さんが ”いいね” してくれたんです。さらにフォローもしていただいて。それから他の動画にもコメントをいただいたり、やり取りをさせていただく中で、音楽関係者の方にも私の動画をシェアしていただいていたらしくて。で、その関係者の方が、ちょうどstarRoさんとAmPmさんのコラボ作のヴォーカルを探しているっていう話の中で、私を推薦してくれたらしいんです。それで参加させていただいたという。
——それが「Maybe」だったんですね。けっこう急な展開だった?
ですね。そうやって連絡をもらってから約1週間後にはもうプリプロっていう流れだったので。私自身ライブはやってましたけど曲をリリースしたことはなかったので、「わ!初レコーディングブースだ!」みたいな(笑)。
starRo & AmPm – Maybe feat. Friday Night Plans
“Friday Night Plans”の本当の由来
——「Maybe」の時にFriday Night Plans という名前が決まったんですか?
はい、リリースの時「名前決めなきゃね」って話になって、自分で”Friday Night Plans”って考えついたんです。でもその時は今みたいな活動になるとも思ってなくて、とりあえず「Maybe」を出すために必要だからつけた名前って感じでしたね。
——各所でそのアーティスト名の由来が書かれていますが、その通り金曜の夜が好き?
なんか「金曜の夜のワクワクする 〜〜」みたいになってると思うんですけど、正直「私そんなこと言ったっけ?」ってずっと思ってて(笑)。
名前を考えていた時、TinasheとSnakehips、Chance the Rapperの「All My Friends」をたまたま聴いていたんです。その中に「金曜日の夜めちゃくちゃになってて、もうクラブは嫌いで、目も真っ赤になって、這いつくばって」みたいな歌詞があって。その時「”Friday Night”って響きいいな」と思ったんです。
Snakehips – All My Friends (Official Video) ft. Tinashe, Chance the Rapper
それと、私小さい時あまり家にいるのが好きじゃなくて。できれば友達と一緒に遊んでいたかったんですけど、金曜日の夜はさすがにまだ子供だから家にいなきゃいけないじゃないですか。で、夜1人になると考えごとしがちなので金曜日はすごく苦手だったんです。土日は学校がないから、誰にも会えないじゃないですか。だから金曜日の夜から月曜までをどうやって乗り切るかっていう妄想とか想像とかしてて。
——では「やったー!金曜来た、遊ぼう!」というより、どちらかというと内省的な感じの由来なんですね。
そうですね。幼い頃そういう風に金曜日の夜に色んな事を考えていた時間って、実は今考えるとけっこう大切な時間だったんじゃないのかなって。
——「Maybe」から1st single「Happy Birthday」まで少し間隔が空いてますが、その間はやはり改めてアーティストFriday Night Plansとしての準備をしていたのでしょうか?
アーティストとして本格的に自分で取り組み始めたのも「Happy Birthday」が最初でしたし、一緒にクリエイティブを作り上げていく人を探していたんです。その中で、去年の三月ぐらいに今一緒にやらせていただいているTepppeiさんの曲を聴く機会があって、「この方だ!」ってことで改めて始まった感じですね。
「Happy Birthday」 各配信ストア : https://linkco.re/q21eHspP
プロデューサーTepppeiと作り出すサウンド
——Tepppeiさんとのクリエイティブワークはいかがですか?
1stからこれまでのシングルは全て、そして新しくリリースしたEPでもTepppeiさんに手がけていただいています。彼がFriday Night Plansにもたらした影響はすごく大きいですね。アーティストとしてのカラーにしても、彼が与えてくれた色がすごく加わっていると思いますし、あくまでプロデューサーという立ち位置ですけどチーム感があるというか。
——Tepppeiさんのビート、プロデュースワークのどういった部分に惹かれましたか?
一番はやっぱり想像がつかないような曲の展開です。「そういうのも有りなんだ!」っていつも思わせてくれますし、かといって全く不自然じゃないのが本当にすごいと思います。
——楽曲を作り上げていくプロセスはどんな感じですか?
最初の頃、1st「Happy Birthday」や2nd「UU」はメロディもTepppeiさんが作ってくれていたんですけど、3rdの「Dig in!」ぐらいから私としても少しずつ流れがつかめてきて、自分で考えたメロも織り交ぜるようになりました。
「UU」 各配信ストア : https://linkco.re/xyMDTbAb
「Dig in!」 各配信ストア : https://linkco.re/h3dNQtDe
今回の新しいEP『Complex』でいうと、本当にセッションして作った感じですね。どういう曲にしたいかをTepppeiさんに送って、そこから想像して作っていただいたトラックにお互いのアイデアを組み込んでいくという感じで。
——FNPsさんのサウンドは柔軟というかジャンルレスな印象があります。
今ってもはやジャンルでくくること自体が難しくなっているじゃないですか。個人的にも特にジャンルを気にして曲を聴くということもなかったですし。なので、自分の楽曲においても、自分たちが好きにやった結果のサウンドというか。◯◯っぽさを狙うというより、例えば、私がものすごく古い曲のテイストを持ってきて、「この要素が今入ったらどうなるんだろう」っていう風に自然に色んなアイデアを持ち寄るというか。
——今古い曲というお話がありましたが、5th singleは「Plastic Love」をカバーされていましたね。
おかげさまで色んなタイミングも重なって、良い反応をいただいています。みなさんご存知の通り、竹内まりやさんのレコードを買うためにわざわざ海外の方が日本に来るっていうケースがあったり、当時の楽曲が国内外問わずネット上で人気だったり。
両親の世代の曲もずっと聴いて育ったので、こういった素晴らしい楽曲を歌えてすごく嬉しかったです。私と同じぐらいの世代の人が、「Plastic Love」のような先人が生みだしてきた素晴らしい曲を楽しむきっかけに少しでもなればいいなと思いました。
Friday Night Plans – ‘Plastic Love’ Cover Version (Original Song by Mariya Takeuchi)
——実際に歌ってみて、やっぱり竹内まりやさんの凄さを感じた?
それはすごく感じました。まず声質が違いますし、実際歌ってみて難しいと感じる部分も多くありました。中でも最後の英語の部分は一番難しかったです。コーラスのハーモニーの重なりひとつとってみても、アレンジ含めて本当にものすごくこだわった楽曲なんだということを改めて実感しましたし、勉強になりました。
カバーって原曲に忠実だったりアレンジが強めだったり、いくつかパターンがあると思うんですけど、私の場合は「この曲が今の時代に生まれていたら」ということでリスペクトを持ちながらシンプルに忠実にやらせていただきました。ただ忠実にといってもモノマネにはならないように、当時の雰囲気もイメージしつつ自分なりのテイストも入れさせていただいて。
——そういった経験を経て、その後の6thシングル「Just One Wish」はご自身で作曲されていますね。
クリスマスの時期だったんでクリスマスソングを作ろうとしてて。最初のデモには上手くメロがつけられなかったんですけど、ちょっと別のトラックでやってみたら「いいね!」っていうことで、そのままアレンジまで仕上げてもらいました。初めてフルでメロと歌詞を書いた曲です。
「Just One Wish」 各配信ストア : https://linkco.re/7qv1rAcQ
歌詞は「自分の内側に向かっている」
——歌詞についてもお伺いしたいのですが、どういったことが主なテーマとなっていますか?
自分でも書いてて、ハッと気付くと、すごく内省的なものになっていることが多いですね。全体的に自分の内側に向かっている歌詞だと思います。
19歳くらいの頃から、自分のことをすごく俯瞰的に見るようになって。自分と向き合うようになったというか。私は私であるはずなのに、自分を自分だと感じられなくなる時があったり、自分が色々な顔を持っているということに対して、それをなかなか受け入れられなかったり。そういう年齢の時はきっとみんなもそうだとは思うんですけど。
子供のころから「辛い」「悲しい」っていう感情がすごく苦手だったので、そういう気持ちを隅に追いやりながら生きてきたんですけど、自分が成長するにつれてそれが否が応でも自分の視界に入るようになって。そうなってくるとさすがにそういった感情と向き合わざるを得ないですし、向き合うことでしか多分その先にいけないなと感じて。
こういうことってみんなに共通しているテーマでもある一方で、他人に話しづらいことでもあるじゃないですか。そういう話をしたとしても、相手に「そんなのみんなあることだよ」って言われちゃったらもう話せなくなってしまう恐怖のようなものもあるし。それこそ「自分が間違っているんだ」って思ってしまうかもしれない。そうやって結局一人で抱え込むことが多いと思うんです。だから最初から意識していた訳ではないんですけど、自分が悩んでいたり苦しいと思うことも素直に書いてみて、そういう曲を聴いた時に「こう思う人もいるんだ」とか「話してみてもいいんだ」って、誰かの気が楽になるような、休められるような、そういう歌が書けていたらいいなと思うようになりました。
——10代後半から20代における自己との対峙って、誰でも情報が発信できる今のようなSNS時代にはさらに複雑なものになっているかもしれませんね。
「こんなこと書いていいのかな」って悩んだ時もあったんですけど、問題と向き合って解決にたどり着くまでの途中を切り取った時、それが第三者から見たらすごく見苦しいものであったとしても、それは人生においてとても大事で必要な過程なんだと思うようになりました。
——そういうしっかりとした軸を保持していつつ、他のアーティストと共作される際はまた違うアプローチとなりますか?
JJJさん、STUTSさんと「PRISM」を一緒に作った時はすごくやりやすかったですね。「乱反射」や「夜の中の光」っていうテーマがまずあって、それらについてお二人と会って話した時に「暗い経験があった時でも、ネガティブで終わらずに、結果的にポジティブになれるような曲がいいよね」って話になって。それは自分にも通じるところがあったり。
Friday Night Plans, JJJ, STUTS – PRISM
Taeyoungくん(Taeyoung Boy)の「Ain’t nothing」に参加させてもらった時も、Taeyoungくんから「こんなトラックがあって、夏の終わりに聴きたくなるような曲にしたいんだけど」って言われて、私自身トラックを聴いた時に、そういう景色や色が自分の中でも想像・共感できたので、特に問題なくできました。
Taeyoung Boy – Ain’t nothing (feat. Friday Night Plans)
共作の場合は、そういう風に自分と歌の間に境界線を上手に引くことができるので、すんなり書ける場合が多いんですけど、自分の作品の場合はやっぱり入り込みすぎてしまうことが多くて、どうしても時間はかかってしまいますね。
——基本的に英語詞がメインになっていますが、海外からの反応はいかがですか?
私がダイレクトに感じるところで言えば、InstagramとYouTubeからですね。例えば、Instagramで海外の方がストーリーに上げていただいたり、DMをもらったり。
一回すごく感動したのは、アジア圏の女の子がノートにメモした私の曲の歌詞をSNSに載せてくださったことがあって。「一緒に歌いたいけど、歌詞が見つからないから自力で聞きとって書いたんだ」って。
あとはやっぱり「Plastic Love」の反響は大きくて。YouTubeのコメント欄にたくさん書き込んでいただいたり、NCTのメンバーの方がプレイリストに入れてくれて、さらにライブ配信で曲に合わせてダンスしてくれたり。そうやって、世界の色んなところで聴かれてるんだなって実感しています。
新作『Complex』では避けてきた感情や記憶と正面から対峙
——そして、昨年末までのコンスタントなリリースからしばらく間をおいて、先日New EP『Complex』をリリースされましたが、改めて新作はどのような作品になっていますか?
新しい楽曲たちは、先ほどお話ししたように、一曲一曲それぞれ自分が今まで向き合ってこなかったような感情や記憶と正面から対峙した過程をメインに描きました。自分の中で散らばっていた気持ち、考え、想いを自分の中で一つにまとめて自分らしさを作り上げていくプロセスをそのままに。向き合う時の苦しさや逃げ出したくなる気持ち、そういう見苦しい部分も含めてですね。
——新しくチャレンジしたことはありますか?
今回は全ての歌詞と、あとメロディもTepppeiくんにも手伝ってもらいつつ、けっこうな割合を自分で書いたので、そこはやっぱりチャレンジでしたね。あと歌い方に関しても、これまでとは違う表現を意識しました。「この歌手ってこういう歌い方で、こういう特徴があるよね」っていう部分が、その歌手のアイデンティティとして捉えられるのかもしれないですけど、作品に応じて歌い方を変えるのも色々な面を知ってもらえて面白いかなって思ったし、曲の幅もすごく広がるとも思ったので。その試みは自分としてはうまくいった気がします。
『Complex』 各配信ストア : https://linkco.re/BA6hnyQN
Friday Night Plans – All The Dots (Prod.Tepppei)
Friday Night Plans – Decoy (Prod.Tepppei)
上記2つのMVは話題のクリエイティブレーベル PERIMETRON が手がけた。
——音楽活動や音楽を表現をする上で、意識していることありますか? 「これだけはブレないようにしよう」というような。
うーん、なんだろう…FNPsってもしかしたらクールなイメージがあるかもしれないんですけど、実はすごく人間味があるというか。なので、繰り返しになりますが、私が自分のことを素直に表現することで、結果的に今まで考えこなかったことや知らなかった音楽に触れたりするきっかけになったり、そんな投げかけができるようこれからも意識したいなと思っています。
あと自分らしくいることはすごく大事にしています。例えば、ラブソングってまだあまりないんですけど、それは今の私らしくないから歌わないだけだったり。今の自分を大切にしながら、歳を重ねて変化していくこともまた面白いと思うので、トレンドや何かにあわせるというより、その時素直に面白いと思うそのままを表現するっていうスタンスははキープしていきたいですね。
——アーティストとしてのスケール、目指す先に関してはどのようなお考えをお持ちですか?
正直、有名になりたいとは一度も思ったことがないんです。ただ、今やっているプロジェクトや音楽を通してまだ知らない音楽の面白さに気づけたり未知の経験ができたりするので、これから先がどうなるにしろ、とにかく学び続けていきたいと思います。
——そういった考えをお持ちのFNPsさんが、共感したり、リスペクトするアーティストはいますか?
Ama Louのスタイルは好きです。彼女はイギリスの20歳くらいの女の子なんですけど、曲はもちろん、ファッションやPVもすごく面白くて。年齢とか関係なくちゃんと自身でディレクションやプロデュースにも参加しているし、「私はこれが好きだから」って自分が良いと感じたそのままに取り組んでる姿がすごく好きです。多分本人は何かのアイコンになろうとかは別に思っていないと思うんですけど、自然とそうなっている感じが素敵だなと感じます。
大切にしているのは「リフレッシュできる時間」
——FNPsさんの人間性の部分も少しお伺いしたいのですが、普段はどんなことをされていますか?
映画を見るのは好きですね。マニアックに見てるっていうのではないんですけど、気になる作品は映画館にすぐ見に行きますし。基本的に1人で過ごすことが多いんですけど、映画を見て、買ったパンフレットを1人で読んで、その余韻に浸りながら散歩したり(笑)。自然のあるところが好きで、時間がある時は等々力渓谷とかまで行って散歩しています。
——1人での散歩が好きな理由は?
気持ちの切り替えがあまり上手くないので、そういうリフレッシュできる時間が自分にとってすごく大事になっているからかなと思いますね。
——最後に、FNPsさんに最も影響を与えたアーティストを教えていただけますか?
んー、誰だろう…特定のアーティストを掘ったりするタイプじゃないからなぁ。
——では、人生最後に聴く音楽だったら?
最後ですか(笑)。あ、でもこの間MVの収録でタイに行った時に、飛行機が着陸のタイミングでこれまでに味わったことがないぐらいにすごく揺れて。本当に「何か思い残すことあったかな?」っていう気持ちになるくらいだったんですけど、その時を思い返すとFrank Oceanの「Self Control」を聴くかな。優しい歌だから。最後も優しい気持ちでいたい(笑)。
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2019年12月6日リリース 「HONDA」 各配信ストア : https://linkco.re/qfCH0m6V