【Who’s NXT】Fukumoto Nao | Spotify「Early Noise」にもピックアップ、幅広い表現力でリスナーを魅了する沖縄発の新世代アーティスト

コラム・特集
2022.6.3
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Fukumoto Nao

Fukumoto Nao
沖縄出身、2019年に活動をスタートした現在21歳のアーティスト。沖縄県内のライブハウスやイベントでアコースティックライブなどを中心に音楽シーンに登場し、透き通るような歌声と天性のグルーヴの持ち主と話題に。

2021年、ライブイベントなどで共演してきた22歳の若手ギタリスト・ プロデューサーKannon Priceと制作を進め、ラッパーZIWを迎えた「Breathe」、 そして「溺れてく」とシングルを2曲リリースし、数々のプレイリストインなどを果たし活動の幅を広げた。

2022年5月には、先行シングル「Hi」をタイトル曲とした1st EP『Hi』をリリース。「Hi」は数々の有望アーティストがセレクトされてきたSpotifyが注目するニューカマー・プレイリスト「RADAR: Early Noise」にもピックアップされ、他にも「Soul Music Japan」「New Music Friday Japan」「Next Up」「J-Pop 新幹線」にもプレイリストインし、現在さらに注目を集めている。

Who’s NXT : A series of interviews with featured artists
 


 
——Fukumoto Naoさんは先日SpotifyのEarly Noiseにもピックアップされるなど注目度が上昇していますが、まず音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。

初めて音楽に触れたきっかけが6歳の頃から始めたハワイアンフラで、そこから音楽と共に表現することに興味を持ちはじめました。

 
——そこから本格的に音楽活動をするようになった経緯というのは?

学生の時には音楽に関わる部活動に入っていました。高校1年生の時には文化祭で初めて人前で歌い、これが自分のやるべきことがと感じて、高校卒業後にライブハウスなどでの音楽活動を始めました。

 
——ご出身が沖縄ということですが、今も沖縄を中心に活動されているんでしょうか?

そうですね、今は沖縄ですが、これからは県外での活動もしていこうと思っています。

 
——最新作について教えてください。

5月27日に1st EP『Hi』をリリースしました。名前の通り、挨拶がわりになるようなFukumoto Naoそのままが書き出された作品になっています。

EP『Hi』
1st EP『Hi』

https://linkco.re/8bfrDuYH

 
全作品に携わっているKannon Priceに加え、今回はビートメーカーのJaypbloodという二人の若手プロデューサーを迎え入れ、今まで以上に多様な音楽性を取り入れたEPになりました。

 
——タイトルトラックで先行シングルになっていた「Hi」は多くのプレイリストに入っていましたね。オーガニックでチルな要素が根底にありつつ幅広いサウンドを表現されているなと感じるのですが、新作の他にこれまでのリリースでおすすめの曲はありますか?

昨年の8月にリリースされた2nd singleの「Breathe」です。ラッパーのZIWを迎えいれ、これまで以上にさまざまな人に届いてくれた一曲です。コーヒーを飲む時のようにリラックスしながら1日を過ごそう〜と言った内容なので、目覚めの朝から旅の途中まで聴いて欲しいです。

「Breathe (feat. ZIW)」
2nd single「Breathe (feat. ZIW)」

https://linkco.re/4MqM46Ts

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

基本的にKannon Priceの自宅で録音などをしています。これまではライブなどで歌ってきた曲を音源にしていたのですが、今回リリースされた EP『Hi』では自分の作りたい曲に合わせてトラックを作ってもらい、それを聴いて歌詞とメロディーを作りました。

 
——まだFukumotoさんを知らないリスナーにご自身の特徴を伝えるとするなら?

ん〜少し答えるのが難しいですが、知ってくれた人がどんな自分でも受け入れることができるようなアーティストというのを有言実行していきたいですね。

 
——Fukumotoさんはどんなアーティストに影響を受けましたか??

まず、ユーミンさんです。いつからという感覚もないまま、いつの間にか知っていたユーミンさん。ふとした瞬間に全作品聴きたくなり、そうこうしていく内に自分なりにユーミンさんからのメッセージを受け取り、このモヤモヤの答えはこれか……と何度もなり感動しました。今では心のお守りになっています。

次に、藤井風さん。友達にお勧めされてYouTubeのカバー動画を見たのが知ったきっかけで、最初は“何なん?!!この人?‼︎”と衝撃でした(笑)。そこからどんどん癖になり聴き続けていると、「何なんw」がリリースされてまた“何なん?‼︎”(笑)。今でもずっとあの日から衝撃は続いています。

そして、Friday Night Plansさん。色んな曲を聴いている時期に、「Plastic Love」が流れてきて“好きだ……”ってなりそのまま虜になりました。曲はもちろんなんですけどMasumiさんの声が大好きで、内側にスッと入ってきてくれて、落ち着きたいときにも気分を上げたい時にも聴いてます。

 
——では、次に影響を受けた楽曲を教えてください。

荒井由実 – きっと言える

“あなたが好〜き〜”のところが大好きです。いつもこの曲を聴くといつの日かの感情がふわっと戻ってきてふふって幸せな気持ちになります。

 
 
藤井風 – もうええわ

この曲に何度も救われました。心が重たい日覚悟を決めた日、色んな場面で寄り添ってくれてるな〜。

 
 
Friday Night Plans – Miss Me?

流れてくる度に一緒に歌いたくなって、一生懸命慣れない英語の歌詞見ながら練習してました(笑)。

 
 
Elli Ingram – Sweet & Sour

最初から最後までずっと可愛くてカッコいい!!歌詞も大好き!!

 
——Fukumotoさんは、音楽活動にあたってなにか特に意識していることはありますか?

自分の心の声を聞いて、心が揺れ動いた方向に進むこと。

 
——現在の音楽を取り巻く状況について何か感じることはありますか?

個人的に人もそれぞれ役目があるように、どんな音楽にもそれぞれの役目があって意味があると思っているので、特に思うことは無いんですが、日本には武士のように静かなる炎、情熱みたいなものがあると思っていて国内音楽シーンにもそれを感じていてそこが好きです。

 
——今後の活動の予定や展望をお聞かせください。

今後も拠点は沖縄ですが、県外にも活動の幅を広げていきます。

 
——では最後にメッセージをお願いします。

今回チェックして頂きありがとうございました。告知等はInstagrma( @fukumotonao_ )が多いので是非チェックしてくれると嬉しいです。

 

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