【Who’s NXT】Sisters In The Velvet | アーティスティックで繊細・叙情的なサウンド シーンでも急速に注目を集める次世代オルタナティブロックバンド
Sisters In The Velvet
2019年、東京にて結成されたオルタナティブロックバンド。歪んだギターサウンドと耳をくすぐる繊細で叙情的なメロディが描き出す絵画的な佇まいで注目を集める。今回、バンドを代表してメンバーのTatsuro Aoyamaがインタビューに答えてくれた。
Member:
Tatsuro Aoyama (Vocal/Guitar/Keyboard)
Yoichiro Konishi (Guitar)
Kazuki Okubo (Bass/Backing Vocal)
Who’s NXT : A series of interviews with featured artists
——音楽に興味を持ったきっかけ
青山 : 小学校低学年の頃、兄に洋楽を教えてもらって海外のポップスを聴くようになりました。歌詞を耳コピして歌ったりしていたので、それが今の英語力や発音につながっていると思います。
——Sisters In The Velvet結成の経緯
青山 : 今のメンバーで大学1年の頃にコピーバンドをしていたのですが、たまたま気分で作ったデモをみんなが気に入ってくれたので、特に何も考えずオリジナルでやってみるかみたいな感じで始まりました。
——活動の拠点
青山 : 下北沢でライブをすることが多いです。特にBASEMENTBARとTHREEに出ることが多く、オルタナティブなバンドと出会えることが比較的多いので刺激があります。
——最新作について
青山 : 7月6日にシングル「In 10 Pages」をリリースしました。この曲は打ち込みのドラムビートが起点となってできた作品で、ループ感とコード進行によって聴きながら陶酔できるような作品になっていると思います。今までは割とシンプルなバンドアンサンブルの曲ばかりでしたが、シンセサイザーを取り入れたり、実験的なサウンドを使って自分達らしいサウンドスケープを作れたのではないかと思います。
——これまでのリリースでおすすめの曲
青山 : 1つ前にリリースした「Blanc Sun Song」は宇多田ヒカルの『初恋』というアルバムの影響をうけて、ピアノとストリングスをフィーチャーした曲を作ってみたいと思ったことがきっかけでできた曲です。当時自分が感じていた現代社会における疲弊感を膨らませて、それを暗いとも明るいとも言えない絶妙なテンション感で表現できた作品になったと思います。
——楽曲の制作について
青山 : 自分が家である程度完成しきったデモを作って、それにバンドでアレンジを加えることがほとんどですが、特に定まっていません。最近は自分たちの中で色んな意味で変化の時期だと感じでいるので、これまでとは違うアプローチを試行錯誤している最中です。
——影響を受けたアーティスト
青山 : すぐに影響されてしまうタイプなので絞るのが難しいですが、根幹にはニルヴァーナの影響があると感じます。複雑なコード進行や実験的なサウンドでも、ポップに落とし込まれている作品が好きだし、自分達もそのような作品を作りたいと感じます。
——影響を受けた楽曲
The Cinematic Orchestra – Music Box
DIIV – Horsehead
Elliott Smith – Somebody That I Used To Know
Phoebe Bridgers – Halloween
Pinback – Hurley
Nirvana – Dumb
宇多田ヒカル – 誓い
空中泥棒 – 鉄鎖
——音楽活動にあたって意識していること
青山 : 分かった気にならないこと。
——今後の活動の予定/展望
青山 : 自分たちの音楽探求を続けながら、国内に限らず色んな場所で演奏できればと思います。
——メッセージ
青山 : 7月23日に下北沢SPREADで自主企画があるので良かったら来てください。
Sisters In The Velvet
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