週末にチェックしたい注目のニューリリース 10選(8/12〜8/18)

2023.8.19

こんにちは! THE MAGAZINE編集部Sです。

毎週注目すべき新作を紹介する週末にチェックしたい注目のニューリリース。第5回の今回は、8/12(土)〜8/18(金)にリリースされた作品から、選りすぐりの10作をお届け。

DE DE MOUSEmaeshima soshiによるコラボEP『Summer End’s Girl』や、ストリングスをフィーチャーしたshowmoreのEP『Δ』といった要チェックの作品を始め、HIPHOPからロック、さらにはアイドルやノイズまで、多様なジャンルの作品をピックアップしています。

ぜひ、お気に入りの一曲を見つけてみてください。

 

AOTO「waiting for me & you :)」


AOTO「waiting for me & you :)」

個性的なトラックと型にはまらない言語感覚を携え東京を拠点に活動するラッパー・AOTOが8月12日にリリースしたシングル。”どうしようもない何かに襲われた時、待つことで明るい場所を見つけることもできる”と確信できたことから生まれたという、前向きなナンバー。当初9分47秒で完成し、約4分にまとめあげリリースに至ったという。ミックス・マスタリングは、329として「ROMEJULI」のビートを手がけたM-3が担当している。

■各配信サービス:AOTO「waiting for me & you :)」

 

代代代『滅滅滅』


代代代『滅滅滅』

8月13日に大阪・味園ユニバースにてラストライブを開催し約7年にわたる活動に終止符を打った”SOLID CHAOS POP”アイドルグループ・代代代が8月14日に配信開始したラストEP。プロデューサーの小倉ヲージがかねてからリスペクトを公言しているNARASAKIが作曲した「ダンスは済んだ」や、既発楽曲を再構築した「それぞれの夜」「肩透TROPHE!!」など、全6曲が収録されている。

■各配信サービス:代代代『滅滅滅』

 

ONIGAWARA「SLOW」


ONIGAWARA「SLOW」

ONIGAWARAが8月15日にリリースした、単独名義では約1年ぶりとなるニューシングル。”ONIGAWARA流K-POP風サマーダンスチューン”と銘打たれた本楽曲は、彼ららしいポップネスが弾けるメロディーと、スタイリッシュなトラックが胸を躍らせる一曲に仕上がっている。

■各配信サービス:ONIGAWARA「SLOW」

 

跡地『跡地』


跡地『跡地』

ノイズ、スカム、グラインドコア、フリージャズなどの要素を即興演奏によって攪拌し、カオス渦巻く音世界を作り上げてきた山形発の”エクストリーム・インプロヴィゼーションいも団体”こと跡地が8月15日にリリースした、約5年ぶりの新作となるアルバム。初のサブスク配信リリースとなる本作では、各トラックを個別に収録しそれぞれの即興を重ねるという手法で制作された20曲を収録。ラップユニット・PICNIC YOUでの活躍も目覚ましいshimoda kaitoによるラップが冴え渡る「デス・ピクニック」や、合唱曲風の「ポイント10倍のうた」など、多様なサウンドを楽しめる。

■各配信サービス:跡地『跡地』

 

DE DE MOUSE & maeshima soshi『Summer End’s Girl』


DE DE MOUSE & maeshima soshi『Summer End’s Girl』

DE DE MOUSE & maeshima soshiがササクレクトが運営するプラットフォーム・Lonely Girlから8月16日にリリースしたコラボEP。国内エレクトロシーンを代表する2人が初のコラボレーション。先行配信された「Sparkler Girl」「Memory Lane」を含むコラボ曲3曲に、それぞれのソロ楽曲2曲を加えた全7曲が収録された。センチメンタルかつエモーショナルなサウンドとドラマチックな展開が、雑念や悩みも消し飛ばす。暑さから逃避し冷涼感を味わえる、この夏必聴の1枚。アートワークはLonely Girlのビジュアルでおなじみの大島智子が手がけている。

■各配信サービス:DE DE MOUSE & maeshima soshi『Summer End’s Girl』

 

showmore『Δ』


showmore『Δ』

showmoreが8月16日にリリースしたEP。コード表記にちなんで『Δ』(読み:メジャー)と名付けられた本作では、ストリングスカルテットをフィーチャーしつつ、持ち味であるバンド編成ならではのドライブ感を打ち出した。限定流通のデモ盤にのみ収録されていた「highway」や「aurora」のオリジナル版など、最初期の楽曲をリアレンジして再録したほか、世界観やアレンジの広がりを提示した最新曲「silky」「habilabi」、そして盟友であるソウルシンガーZINとの共作「in the mirror」の全5曲を収録。これまでにshowmoreが積み重ねてきた時間をパッケージし、原点に立ち返った作品となっている。

■各配信サービス:showmore『Δ』

 

千葉剛久「SPACEWALKER (feat. Gotch)」


千葉剛久「SPACEWALKER (feat. Gotch)」

テルスターのギタリストや、ザ・ガールハントおよびスケルトンズのギターボーカルとして、ロックシーンで20年以上にわたり活躍する千葉剛久が8月16日にリリースしたシングル。今秋リリース予定の1stソロアルバムからの先行シングルとなる本楽曲では、レコーディング&ミックスエンジニアを務めた盟友GotchことASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文に、なりゆきで強引に2番ヴァース部分の作詞&ボーカルを担当させコラボレーション。レゲエやダブを思わせる、リラックスしたサウンドとメロディーが印象的な楽曲となっている。ドラム演奏は、くるりのオリジナルメンバーである森信行が担当した。

■各配信サービス:千葉剛久「SPACEWALKER (feat. Gotch)」

 

AWSM., warai_motoko & A.Y.A「HOTSAUCE」


AWSM., warai_motoko & A.Y.A「HOTSAUCE」

AWSM., warai_motoko(Rave Racers) & A.Y.Aが8月16日にリリースしたコラボシングル。元々はライブ限定で披露する新曲として制作されたが、その出来の良さから正式なレコーディングを決行しリリースに至ったという。ロック・エレクトロ・ヒップホップ・R&Bなど、それぞれの多岐に渡るバックグラウンドから紡ぎ出されたサウンドは、縦横無尽にジャンルや活動形態を飛び越える彼ららしいクロスオーバーな仕上がりとなっている。AWSM.によるアグレッシブかつ一網打尽なプレイ、warai_motokoとA.Y.Aによる幻想的で蠱惑的なリリックの艶やかな掛け合いが、リスナーをスリリングな約2分のホット・トリップへといざなう。

■各配信サービス:AWSM., warai_motoko & A.Y.A「HOTSAUCE」

 

Faulieu.「メリーゴーランド」


Faulieu.「メリーゴーランド」

2017年にfleufleuとして結成され、今年3月から現名義で楽曲アレンジも一新し再スタートを切ったFaulieu.が8月17日にリリースしたニューシングル。遊園地を思わせるようなファンシーな打ち込みと疾走感あふれるバンドサウンドが手を取り合うロックチューン。

■各配信サービス:Faulieu.「メリーゴーランド」

 

SNEEEZE「諸行無常 (feat. HANG, RABi & TOCCHI)」


SNEEEZE「諸行無常 (feat. HANG, RABi & TOCCHI)」

SNEEEZEが8月18日にリリースしたニューシングル。hokutoが手がけた前向きなトラックの上で、Final Weapon Companyのメンバーであり映像クリエイター・COYOTE AGREEとしても活躍するHANG、2022年にSNEEEZEとDISC FLAMEMとのジョイントアルバム「SRD」をリリースしたRABi、札幌を拠点にするシンガーソングライターのTOCCHIとともに軽やかなマイクリレーを披露している。アートワークはHANGが担当。

■各配信サービス:SNEEEZE「諸行無常 (feat. HANG, RABi & TOCCHI)」

 


 
 
今回の10選はApple Musicのプレイリスト『Weekend Forever』でもお楽しみいただけます!

 
 
最新のリリースから気になる曲は見つかりましたか?

今週末はいよいよSUMMER SONIC 2023が開催されますね。個人的には、NewJeansとFLOのステージに期待しています!

それではみなさん、良い週末を!!