【Who’s NXT】FENNEC FENNEC | 来春にはUSツアーも、都市型ミッドナイトクルージングサウンドを鳴らす3ピースバンド

コラム・特集
2019.11.1
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FENNEC FENNEC インタビュー

東京を中心に活動する3ピースバンド FENNEC FENNEC。一聴してストレートに “心地よい” と感じさせてくれるアーバンポップなサウンドで活動開始1年足らずでリスナーも急増、先日9月には1stアルバムをリリースし、それに伴うツアーも敢行。年内も引き続き精力的にライブを行い、来春にはUSツアーも控えているという注目アーティスト。

Who’s NXT : A series of interviews with featured artists


FENNEC FENNEC

kanasta(カナスタ) / Vo,Gt
kojo(コジョー) / Gt,Key
tera(テラ) / Dr
の三人組。

2018年9月より活動を開始。

ドリームポップ、エレクトロ、ヴィンテージなポップやソウルが溶け合った都市型ミッドナイトクルージングサウンドで東京を中心に人気を獲得中。

 
——みなさんがそれぞれ音楽に興味を持ったきっかけというのは?

kanasta : 12歳の時に大阪から奄美諸島の徳之島へ引っ越しました。それまではヒットチャートしか聴かないような生活だったのですが、引っ越してからはあまりにも暇で…ギターを買ったのをきっかけに音楽に興味を持ち出しました。


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kanasta(Vo,Gt)

 
kojo : 中学1年の時に、バンドをやっていた2歳年上の兄のライブを観て、あまりのカッコ良さに宇宙空間に放り出されたような衝撃を受けた事がきっかけです。


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kojo(Gt,Key)

 
tera : 幼少期にピアノを習っていた事もありますが、中三の終わりに友人からバンドに誘われた事ですかね。そこからバンドは自然消滅みたいな感じでしたが、私だけ何故か取り憑かれたように練習を続けていました。


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tera(Dr)

 
——現在はどの辺りを中心に活動していますか?

kojo : 現在の主な活動地域は東京と大阪になります。来年の春にはアメリカツアーも決まっているので、そこからは海外へも積極的に進出していきたいです。

 
——最新作とその聴きどころをご紹介ください。

kanasta : 今年の9月5日にファーストアルバム『Awake fig』をリリースしました。活動して1年の集大成です。このアルバムでは以前リリースした「Move on」を歌い直しました。以前はゆる〜い雰囲気だったのですが、ライブを重ねることにより自分の歌を歌えるようになったので、同じ曲だけど聴き比べも面白いかも…!

 
kojo : 再生ボタンを押してから停止ボタンを押すまでが聴き所ではありますが、全ては歌のための音やアレンジなので、kanastaの歌がたくさんの人に届けばいいなと思います。

tera : 私は「Hiway Wiper」が好き。フェネフェネの曲はコーラスワークにかなりこだわってて、その中でもこの曲はすごくシンプル。コーラスが楽器のような役割を果たしていて、何度も試行錯誤してできました。ライブでもぜひ聴いてほしいですね。


FENNEC FENNEC インタビュー

アルバム『Awake fig』 各配信ストア : https://linkco.re/vC3yaPGT

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

tera : 週に一回、山の中(のスタジオ)にほぼ1日こもって、のびのびと楽曲制作や練習をしていますね。ごはんやおやつを食べながらミーティングをしたりと、とにかく楽しいです。

 
——活動にあたって何か特に意識していることなどはありますか?

kanasta : 私は、kojoが持って来る楽曲に対してどうすればその楽曲が生きるか。あとは楽しく過ごす。思った事は言う。ですかね!


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kojo : 何に対しても嘘をつかない事。音楽にもメンバーにも自分にも。


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tera : kanastaの歌やkojoさんの楽曲を引き立てるドラムを叩く。美味しい食材には塩で十分みたいな感じで、塩の最高到達地点を目指しています!


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——今後の予定や告知などがあれば。今後の活動の展望や予定は?

kanasta : 先程kojoも言いましたが、来年のアメリカツアーが一番大きな予定になっています。展望としては、バンドがどんなに大きくなっても今と同じ気持ちでいたいというのが一番です。


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kojo : 僕もkanastaの言った通りです。

tera : 私もkanastaの言った通りです(笑)。

 
——最後にメッセージをお願いします。

kanasta : 自分がそうなのですが、良い音楽に出会えた時は自分の大切な人に伝えるようにしています。親とか友達とか、こんな良い音楽があったよって。このインタビューを読んでる方って本当に日々新しい音楽を求めてる方だと思うので、FENNEC FENNECの音楽が誰かの”それ”になれたら本当に嬉しいです。

kojo : kanastaの言う通り。

tera : kanastaの言う通り(笑)。


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