VELTPUNCH、2年半ぶりの新曲2曲を収めたニューシングル『17歳と嘘つき』配信開始 リリース記念ワンマンも開催
VELTPUNCHがシングル『17歳と嘘つき』をリリースした。
VELTPUNCHが新曲をリリースするのは、結成25周年イヤーの2022年10月に発表した『蛙の唄 / Merry Go Round Girl』以来、およそ2年半ぶり。2023年と2024年は歴代のアルバムから時期ごとに区切って選曲をしたスペシャルなワンマンライブを開催してきたが、いよいよ本格的な新章が幕を開ける。
2010年代のエモ・リバイバル、アニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』のヒットによる1990~2000年代下北沢シーンへの注目などもあり、ライブハウスに若手のオルタナ・バンドが溢れかえるようになった中で、先駆者として長く活動を続けてきたVELTPUNCHには改めて再評価の機運が高まり、10~20代のバンドからラブコールが送られる状況に。特に、1990~2000年代とは違い、女性ボーカルのバンドがシーンの中軸を担っている現代において、ナカジマアイコ(Vo,Ba)の存在感は改めて特筆すべきものがあると言えるだろう。
本作はそんなシーンの期待にもバッチリ応える仕上がりで、VELTPUNCHの十八番である長沼秀典と荒川慎一郎によるツインギターの絡み、アイコと浅間直紀によるエッジの効いたハードコアなリズムを用いつつ、グランジ色強めな印象の「嘘つき」、最大の特徴である長沼とアイコの男女ツインボーカルをフィーチャーしたミドルチューン「17歳」の2曲を収録。「17歳」の“I’ll never hate your cheap rock”、“本当はヒーローだって 尊敬や共感よりも金銭報酬切望してんの”といった音楽愛とシニカルさが入り混じった歌詞は実に長沼らしく、ラストに聴くことのできる“最低!”という渾身のシャウトは、今もVELTPUNCHがティーンエイジのハートを胸に抱き続け、だからこそ若手からのリスペクトを受けていることの象徴だ。
2025年は1stアルバム『when we drive』のリリースからちょうど25年目。2020年の『Suicide King』に続く、記念すべき10枚目のオリジナルアルバムへの期待も募る。
なお、VELTPUNCHは本作のリリースを記念したワンマンライブを6月28日に東京・新代田FEVER、7月20日に東京・下北沢SHELTERにて開催。チケットの前売販売がスタートしている。
【 本日よりチケット一般販売開始 】
VELTPUNCH「17歳と嘘つき」リリース記念
ワンマンライブ2025◾️2025年6月28日(土) @新代田FEVER
OPEN/17:30 START/18:00◾️2025年7月20日(日) @下北沢SHELTER
OPEN/12:00 START/12:30前売/4,000円 (D別)
プレイガイド:イープラスhttps://t.co/zYHziDfstw pic.twitter.com/ivE3i5pobu— VELTPUNCH (@VP_official) May 3, 2025