安部勇磨 (never young beach) インタビュー |「天気が良ければ、わりとそれでいい」
目次
“西海岸のはっぴいえん”どがやってきた!!
——まず、安倍さんの生い立ちから伺いたいと思います。ご出身は東京なんですか?
はい。でも僕、ものすごい引っ越しをしてまして。世田谷近辺全部に住んでたみたいな感じですね。最初は青山に住んでて、そこから赤坂、成城学園、祖師谷、千駄木とか本駒込、転々と引っ越して。そのあと、後楽園遊園地のほうにも行ったりして。最終的に、三軒茶屋、祐天寺に落ち着いて。実家がどんどん移動するんですよ(笑)。
——すごい移動ですね。最初に住まれた場所が青山ってことは、松本隆さん(作詞家/はっぴいえんど)が言う『風街』(青山・麻布・渋谷を結ぶ三角地帯)に実は住んでいたとか。
いや、全然…。どこなんだろう、全然覚えてもないですけど…。
——青山霊園あたりからですよね、確か。
あ、でも近くに墓地あった気がします!
——西海岸のはっぴいえんどだけに、やっぱり『風街』の住人だった(笑)。
そういうことにします(笑)。
構えなくていいようなモノが好きなんです。
——松本隆さんの話題も出てきたところで、少し安部さんのルーツについて伺わせてください。キャッチコピーの「西海岸のはっぴいえんど」が象徴するように、never young beach から一貫して感じる「70年代」というキーワードは、自分たちで意識しているものなんですか?
いや、実はそういう意識が特になくて。古いものは好きです。家具とかも服とかも、全部。新しい大量生産のモノよりも、ボロボロなものとか、或いは自分でボロボロにしたいなぁとか。なんか愛着が湧くんですよね。古くてボロボロのものが好きだから、70年代っぽいとか言ってもらえるのかもしれない。
——音楽に関しても、フォーク・歌謡曲、そういったものに対して早熟だったんですか?
そうでもないですねぇ。歌謡曲も好きだし、童謡とかもすごく好きだったけど。「グリーングリーン」みたいな、合唱コンクールでみんなで歌っちゃうような、そういう曲がすごく好きでしたね。何か親しみやすくて、構えないでスッていける感じがあって。
むしろ、昔の音楽を体系立ててキチンと聴くようになったのは、ここ何年かです。すごく最近。never young beach を結成する前のバンドの時から「絶対はっぴいえんど好きだと思うよ」とか「細野晴臣さん好きだと思う」って友達に言われたんですけど、あまのじゃくで逆に聴きたくなくて。
今になって聴いてみたら「すげー良いじゃん!」みたいな。すごいサビなのに、どうでもいいことを歌ってたりして(笑)。
僕、音楽も全部そうだし、生活の身の回りに置きたいものぜんぶ、そういう構えなくていいようなモノが好きなんですよ。何か新しくてバキバキなものだと疲れちゃって。あとはふとした出会いで巡り合ったモノとか。道で拾ったモノ、壊れているモノをあえて直してみよっかとか(笑)。そういうふとした出会いが、面白かったりしますね。
——昔からそういう古いモノや構えなくていいモノが好きだった。
いや。中学生とか高校性のときは逆に、お洒落がしたかった(笑)。ブランドモノ良いぜ!みたいに思っていた時期もあって、ブランドが似合う人はそれで良いと思うし僕自身そういうのが嫌いなわけでもないんですけど、20歳超えたあたりから、「あ、僕は違うや」って。
僕の中で格好良い・格好良くないを決める基準に「似合ってるか似合ってないか」っていうのがあって。その人がどんなにその対象を好きでやっても、それが似合っていないと嘘くさく見えちゃう。「似合ってないの、恥ずかしんじゃん」みたいな気持ちになって。今は気負わなくて良い、構えなくていい、そういう感じが好きですね。
——20歳のときに、なにかあったんですか?
目立ったことは特にないんですけど、うち5人兄弟でお兄ちゃんがたくさんいて、その影響が大きいかもしれないです。長男が36歳で、すごいGパンとかが好きで「すげぇ楽しいよ、Gパン。毎日履いてるだけでさぁ」って楽しそうに話してる(笑)。最初はその感じが、分かんなくて。「やだよ、ダッセーな」みたいなこと言ってたんですけど。でもきっと、そういうことなんでしょうね、人が似合う、似合わないって。お兄ちゃんはそれが、すごく似合ってた(笑)。
「ロックスターになりたいけど、なれないじゃん、俺」ってすぐ気付いて。
——音楽活動はいつからスタートしたんですか?
えっと…21歳かな。
——最近なんですか!?
そうですね。高校卒業して、美大に行きたいと思って、新宿の予備校に通ってたんです。でも美大の受験に落ちちゃって、家庭の状況も少し変わって、これ以上受験は出来ないなって感じになって。そのときに、お兄ちゃんがバンドをやってたこともあって、僕もやってみようとか思って、20歳や21歳で予備校を辞めたときに、音楽を始めました。
——ずっと音楽活動をされてきたんだろうな、と思っていました。
高校生のときにもバンドやりたいとか超思ってたんですけど、僕の学校、女子校が共学になったばっかりの神奈川の美術学校で。僕のクラス男子5人くらい(笑)で、バンド組むにも組めなかったんですよね。
——その当時は、どんな音楽を聴いていたんですか?
1番目のお兄ちゃんからエレファントカシマシとかTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTとか教えてもらって。2番目からはUKロックを。The LibertinesとかThe Strokesとか。もう、すぐに感化されちゃったんですよね。
やべえ、ロックスターみたく超かっこいい奴になりてぇって思い始めて。でも、ロックスターになりたいけど、なれないじゃん、俺ってすぐ気付いて。
——気付いちゃったんですね。
前身のバンド活動を始めて、すぐに気付いちゃって。僕も名言ばっかり、格好良いことばかり言ってやろうと企んでいたんですけど。やっぱりあれは、甲本ヒロトみたいな体細くてヒョロッとした人が、あの顔で、ぴょんぴょん飛び跳ねてロックしてるから格好良いのであって。
ルックスとか雰囲気とか全部込みで音楽なんですよね。僕がそれやっても絵になんないし無理じゃんとか。あぁ、やっぱ無理してるなぁ俺って思って。ロックスターはロックスターっぽい説得力ある人がやってるし、僕は僕の身の回りでちゃんとできることをやろうと思って、それで始めたのがnever young beachですね。
大体、天気とか良ければそれで割といいとか思ってる人間だし。
——好奇心で伺いたいのですが、その前身バンドってどんな感じだったんですか?
何か今と元気のベクトルが違うんですよね…。もっと若々しいっていうか(笑)。何かエモい感じ(笑)だったんですよね。不平不満を世の中に問う、みたいな。「世の中なんでこうなんだ!」的な。
——カウンターカルチャーっぽい感じ?
いや、カウンターカルチャーとかいうほどでもなく…。ただ単に、すごい青臭いやつでしたね。多分、それを通過して、少し大人になったのかな…。今は、そんなこと全く世間に言うつもりないし「悪いのは俺じゃん」みたいな感じになってきてますね(笑)。「俺がつまんないからダメなんじゃん、俺が面白くなればまぁいいでしょ」みたいな。
不満を言う人もいていいんですよ、もちろん。社会に不問や疑問を投げかける人がいて、それはそれで格好良いし。でも「俺は違うわってなってます。「俺そんな奴じゃなかったわ~」って。大体、天気とか良ければわりとそれでいいとか思ってる人間だし。
——あぁ、とっても素敵です。
なんかよくよく考えたら、政治とかも僕あんまり知らないし、そんなに興味もないし。結構、天気よければ良いかな~みたいなスタンスなんですよね。それから、基本的に歌詞書くときは「あぁ、天気良い。幸せ…。」みたいなことが多いですね。
何か大人になってきて、悩みとか浮き沈みがなくなってきて、ロックンロールって、あんまし生活で聴くもんじゃないんだな、とか思い始めて。「ロックンロールは子どもをだます」じゃないけど、確かにそうだなって。結構それに尽きるなと。
そこからですね。聴く音楽も変わって、家で静かにしたいときにドカーン!!って音出るとキツいなぁってなってきて(笑)。メロディが優しくて詞が素敵な音楽に惹かれるようになったんですよね。
——ひとまわりして、自然体でいることの良さや、気取らないことの、心地よさに気付いた。
そうですね。無理してても良いことないなと思って。音楽だけじゃなくて、なんか無理して作った人間関係とかて結局なんにもプラスにならなくて。あとあと結局足引っ張ったり、聞きたくもないことを聞いてしまったり。やっぱり僕が尊敬するアーティストの人は、本当に楽しいところで、自分の信頼できる人としか付き合っていない人が多いですね。
やばいよ、初ライブまで、あと4日じゃん。
——そんな経緯を経て、never young beach をスタートさせる。
はい。まつこ(松島皓/never young beach)を呼んで、とりあえず音源つくろうって、二人で宅録し始めて。『HOUSE MUSICS』っていう音源を自主でつくったんですけど、それを角舘(角舘健悟/Yogee New Waves)が『COCONUTS DISKとかすごく合うと思う』って紹介してくれて、レコードショップにも作品を置くことが出来て。
そこから色々、YouTubeやSoundCloudに音源をアップしていったら、今の他のメンバー3人(阿南智史/巽啓伍/鈴木健人)が一緒にやろうよって来てくれて。
——自然に集まったって感じなんですか?
Twitterで、そんな重めじゃなく、ちょっとメンバーを探してますって言ったら、阿南がドラムかギターをやりたいって言ってくれて、ドラムやってもらったら超下手くそだった(笑)から、それはないでしょって言ってギターになって。スズケン(鈴木健人)は元々Yogee New Wavesのサポートでやってたことがあって、角舘が紹介してくれてたんですよね。
でも、あと1人足りなくて。やべえよ、初ライブまで、あと4日じゃんってなって、ベースどうすんだ!と途方に暮れてて(笑)。そのときに、Twitterでたっさん(巽啓伍)が「俺、ギターは弾けるんだけどベースは弾けないんだよな~…弾けたら入りたかったのに…」って呟いてるのを見て、リプライ飛ばして「じゃあとりあえずスタジオ入ってみましょう」って言って。そのときたっさんのことを全然知らなかったんですけど(笑)。
——4日前の話ですよね。
4日前の話です。初ライブ4日前に、never young beach が結成されました(笑)。
——角舘健悟さんとは、以前から交流があったんですね。
うん。格好良いなあと思ってました。そこから、何となく仲良くなって。そのタイミングで「CD出したいんだけど知らない?」って相談したりしてましたね。
——近いシーンでのアーティスト同士の交流も多いんですか?
安部:はい。踊ってばかりの国の林くん(林宏敏)とか、下津くん(下津光史)とか、いつもすごく良くしてくれてますね。下津くんは、僕が never young beach としてどうやって活動していくか迷っていた時に「そんなん簡単や、そんなめんどくさいこと考えないで、楽しくなりそうな方行けや」ってアドバイスくれたり。ちなみに「西海岸のはっぴえんど」ってキャッチコピーを生み出したのも、下津くんですね。
——え!そうだったんですか!
踊ってばかりの国のライブ中に言ってくれたんですよね。「あいつらはな、西海岸のはっぴいえんどや~!」って。そう言ってるのを聴いて「あ、良いじゃん…。格好いいじゃん…。」みたいな(笑)。
家のまわりのことぐらいしか言いたくない。
——僕、「どうでもいいけど」の歌詞がすごく好きなんです。”あぁ 伸びた髪が 風に吹かれてなんだかちょっと邪魔に感じたけど 金もないし 束ねて忘れる”って。なんだか日向ぼっこしながら書いた歌詞みたいだなあって。
ありがとうございます。あれは、春に散歩してて、風がぶわぁってなったときに「髪ジャマだな~」と思って、書いた歌詞ですね。「金ねぇしなぁ~」とか思って。普通にそのまんまですね(笑)。
——歌詞に休日語というか、南の島や犬や庭がよく登場しますよね。
うん。そういう生活がしたくてしょうがないんですよ。東京って、すごく面白いし便利なんですけど、やっぱたまに疲れちゃうっていうか。何かふと、別のところに行って気付くのが、空気美味しいだけで最高じゃん、みたいな。川とか見て、「うわ、水、綺麗!」とか。「鳩がいる!」とか「魚いる!」みたいな。それだけで超楽しいし、そこで友達と遊んでたら最高じゃん、って本当に想う。
だからもう、僕としては最終的に友達とモロッコとかキューバに住んじゃうか、今は東松原に住んでるんですけど、東松原全域を僕の友達にしたいと想ってるんですよ。で、みんなで音楽とか聴いてぽかんとしてたら最高じゃない?と思うだけですね。だからそういう生活したくてしょうがないです。
——その感じすごく分かります。今回のアルバム、春の陽気や陽の光や、夏のけだる真昼間が、ぎゅっと詰まっているような気がして。
ありがとうございます。僕、もう木漏れ日とかすごく大好きなんです。
——やっぱり。夕焼けはどうですか?
夕焼けには、あんまり興味ないんですよ〜。
——朝日も?
なんか、朝日とか夕焼けまで規模がでかくなると、僕はダメなんです。僕はあんまり規模が大きいこと言えないし、言いたくないんです。家のまわりのことぐらいしか言いたくないっていうか、それしかないから(笑)。
ベッドから起きて、カーテンを開けて、洗濯物に木漏れ日が落ちて、ふぁ~ってなってるだけで「うわ~今日超いい日じゃん」とか思っちゃって。レコード聴きながら、飼ってるウーパールーパーの水槽のプクプクって音を聴く。もうそれだけで「うわ〜最高だなぁ」って。
——「どうでもいいけど」のミュージックビデオも、ひたすら自然がいっぱい出て来ますよね。
あれ、鎌倉行って、ただただみんなで遊んでるんですよね。
——七里ヶ浜の駐車場ですよね、あそこ。
そうですそうです。
意図してシティ・ポップしてるって何だよ!
——ちなみに今回のアルバム『YASHINOKI HOUSE』のタイトルの由来ってどこから来てるんですか?『HOSONO HOUSE』からかな、とも勘ぐっちゃったんですが。
ただの語感ですね(笑)。最初はHOUSEにしようかと思ってたんですよ。最初段ボールで作ったのが『HOUSE MUSICS』だったし。宅録でとった音楽だし、身の回りのことを歌ってるし、「HOUSE」は入れたいよなぁと思ってて。
結構、僕の歌詞の話が全部自分の家とか、家に来て友達と遊ぶとか、家のことが多いんですよね。そういった理由で、「HOUSE」にしようかなとか思ってたんですけど、ちょっと足りないな、みたいな。もうワンパンチ欲しいってなって。「そうだ YASHINOKI HOUSE だ!」って(笑)。
ちなみにnever young beachっていう名前は、本当は宅録音楽ユニットだけの名前にしようと思ってたんですよ。バンド名にするつもりはなかった。実は最初のライブはYashinoki Flamingoって名前でやってます(笑)。全然意味ないし、バカそうだし、超良い名前じゃん、みたいな感じで適当につけました。
——いやぁ、これは勘ぐったら負けですねぇ。
そうなんです(笑)。だから、バカそうで良い名前じゃん、フラミンゴって可愛いし、なんかピンク色だし良いじゃんって気持ちだけでYashinoki Flamingoで音楽活動スタートしようとしたら、みんなに「それないでしょ」って止められて。それじゃあさすがに売れないよ」って(笑)。
——それじゃあさすがに売れないよって(笑)。
しょうがねえなあ。じゃあ、バンド名はnever young beachにしよう。んでYashinoki FlamingoのYashinokiはアルバム名に入れようということになりました。
——面白い。だけど今って、みんな勘ぐりがちだと思うんですよね。昨今のシティ・ポップブーム的な視点で解釈しようとしちゃうというか。
みんなそう言いますよね「シティ・ポップ」って。僕は東京生まれだし、東京をシティとするならば、シティ生まれ・シティ育ちで、僕らがやってる音楽もシティ・ポップっちゃシティ・ポップなのかもしんないけど、シティと呼ばれている東京なんて、実は田舎もんしかいないじゃん!とも思ってて(笑)。
——たしかにそうですよね。
東京って結局、田舎から出てきてる人がつくってる街だし、シティ・ポップだって田舎もんがつくった音楽じゃん!ってどこかで想うんです。僕らみたいな音楽をシティ・ポップって呼んでくれて「え、まじか、恐縮なんですけど」って感じですよね。僕、機材とかボロボロのものが好きだし、今使ってるギター8,000円だし、超ジャンクだし「シティ・ポップと真逆じゃねえか?」って(笑)。
——8,000円のギター(笑)。
たまに、対バンの人にも「なんでこんなシティ・ポップなんですか?」とか「意図してシティ・ポップしてるんですか?」とか言われて。「意図してシティ・ポップしてるって何だよ!!」みたいな(笑)。
——なるほど。大変失礼しました(笑)。あの、すごくお話聞いて感じるのですが、今安部さんが感じているその「楽しさ」が、どんどん周りに伝搬して、形になっているような気がするんです。たとえば今回のジャケットも、Twitterを見てた高校生が作ってくれたんですよね?
そうなんですよ。never young beach のこと聴いてくれてた子で、僕もTwitterでフォローしていたんですが、すごく絵が素敵だったから、ぜひアートワークをお願いしたいって言ったんですね。そしたら、すぐ良いよって言ってくれて、ポンポンってこんな素敵なモノ作ってくれた。しかもまだ、18歳なんですよ、彼。
——18歳!末恐ろしいですね。どんな方なんですか?
いや、まだ1回も会ってないです(笑)。電話とLINEしかしてないです。
——え!?そんなことあるんですね。
しかもちゃんと何パターンも提案をくれるし、すごくレスポンスを早く返してくれるんですよね。僕はモノを作るときに、早さと瞬発力が大事で、やりたいときとやりたくないときあるし、やりたいときにやったほうが絶対良いと想っているから、そこの波長がすごく合ってやりやすかったです。超信頼してます。
すごい前向きな悩みっていう感じでいければ。
——2015年っぽいですねぇ。その記念すべきファーストアルバム『YASHINOKI HOUSE』リリースを迎えて、周囲の反応はいかがですか?
本当にありがたいことに、みんなすごく褒めてくれて。だから最近、超楽しいです。「うわぁ〜やっとこの時間がやってきたぞ〜!」って。高校生の青春を今取り戻してるみたいな。
——高校の青春を今取り戻してる(笑)。では最後に、これからの展望はいかがでしょうか?
今の感じのまま、楽しくやりたいなって。それだけですね。楽しいにはいろんな意味があるけど、嫌なこともあるだろうし、ただそれが全部前向きな嫌なことだったり、すごい前向きな悩みっていう感じでいければ。「めんどくせえなぁ~」とか言いながら、ゲラゲラ笑ってるみたいな。
——うんうん。
ライブも制作も、どんどんやってく。音楽を、どんどんやってく。それで違う音になったり、予想外のことが起きることかもしれないけど、それ込みでぜんぶ楽しく。みんなで「良いね」って言い合って、晴れた日に音楽聴いてぽかんとしていられたら、もう最高です。
never young beach
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