TOSHIKI HAYASHI(%C) インタビュー |「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」【IYOW 】

2019.7.19

ヒップホップからフューチャーベースまで、ジャンルやシーンを問わず、リマーカブルなプロデューサー/ビートメイカーをフィーチャーする THE MAGAZINE series IYOW (In your own way/words)

今回は、HOOLIGANZやchelmicoなどのDJとして活躍、プロデューサー/ビートメイカーとしても様々なアーティストへ楽曲提供を行い、自身でもSpotifyで100万再生以上にものぼる楽曲を世に送り出している TOSHIKI HAYASHI(%C) にフォーカス。


【IYOW】TOSHIKI HAYASHI(%C) 「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」

About – TOSHIKI HAYASHI(%C)

神奈川県相模原生まれ。

HOOLIGANZやchelmicoなどのDJとして暗躍しながらビートを作り続け、2013年に1stアルバムを、2014年10月には2枚組インスト2ndアルバムをリリース。

2016年11月に、OMAKE CLUBに加入する。2017年アルバム「THREE」を発表。2019年MGnhGttGn Recordsより2年ぶりとなる8曲入りEP『TIME IS OVER EP』を発表。事前のプロモーションを行わないサプライズリリースながらiTunes HIPHOPチャートにて1位を獲得。

アンダーグラウンドとオーヴァーグラウ ンドの垣根を越える活躍に注目が集まるビートメイカー。

 
——キャリアのスタート/きっかけ

高校時代にtajima hal(当時名前は違いますが)というDJに出会い、まずDJを始めました。

その後、大学一年生の夏にMPC2000を購入してビートを作り始めました。

 
——ターニングポイント

2016年11月にOMAKE CLUBに加入したこと。

TSUBAMEさんのサポートがあっての今だと思っています。

 
——最近作

「TIME IS OVER feat.BASI & 鈴木真海子」TOSHIKI HAYASHI(%C)


【IYOW】TOSHIKI HAYASHI(%C) 「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」

 
——キャリアスタート時の制作環境

MPC2000、PRO TOOLS。

MPCで作ったものをPRO TOOLSに流し込んで編集していました。とにかく時間がかかったような気がします。

 
——現在の制作環境 / メインの機材


【IYOW】TOSHIKI HAYASHI(%C) 「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」

PC : iMac

DAW : Ableton Live 10

インターフェイス : MOTU UltraLite mk

コントローラー : Ableton Push

サンプラー : E-MU SP-1200

 
現在は、ほぼPCがメインになっています。

SP-1200はドラムのサンプリングに使います。


【IYOW】TOSHIKI HAYASHI(%C) 「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」

 
——モニター環境

ヘッドフォン : ゼンハイザーHD600

スピーカー : GENELEC 8320APM

イヤフォン : AirPods

 
——主に使用する音源

KONTAKT SCARBEE VINTAGE KEYS

音がリアルでコードを入れるときによく使います。

 
——主に使用するプラグイン

RC-20 RETRO COLOR

全体的に使用します。求めている音がすぐに手に入ります。

 
——DJ機材


【IYOW】TOSHIKI HAYASHI(%C) 「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」

ターンテーブル : technics SL-1200 MK3D

ミキサー : RANE SEVENTY-TWO

 
——ビートメイクのプロセス

ネタ探しから、弾きなおしたり、そのまま使用したりして上ネタを作り、その後、ドラムを入れてベースの順番が多いです。

好きなアカペラを探してそれに合わせて作ることもあります。

きちんとリリースする作品は、いつもお願いしているエンジニアにMIXマスタリングをお願いしています。

 
——ビートメイクポリシー

毎回違うものを作るのではなく自分が作れるものを作って、聴いた人が「%Cのビートだ」ってわかるようになるように心がけています。

無理やりできないことをやっても良いものができないので…

 
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー

Pete Rock

やっぱり、ブレないビートを作り続けているところがすごいです。

 
——影響を受けた楽曲とその理由

「S.EX. (SUFF EXPERIMENT)」SUFF DADDY

J DillaとPete Rockのかっこいいところを合わせたようなドラムとベースに憧れました。

 
「Pete’s Jazz」Pete Rock


違うネタのサンプリングでこんなに展開を作れるのかと驚きました。

 
「Pair A Dice」Statik Selektah

NYのハードな印象が強かったですが、インストも普通にカッコよくてDJでかけたいと思ったからです。DJでビートメーカーの方はDJでプレイしやすい曲が多い気がします。

 
「Breeze」Freddie Joachim

大ネタ使いでオシャレでカッコよくて、90’s HIPHOP聴いていなかった若い人も聴ける曲だと思います。

 
「Metamorphose feat. Kuro (TAMTAM)」ODOLA

ナイスガイ二人組みのODOLA。細かいこだわりが随所にあってこれからどんどん注目されていくと思っています。

 
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り

「Blue」鈴木真海子

 
「Contact TOSHIKI HAYASHI (%C) remix」鈴木真海子

 
「金木犀 feat. 鈴木真海子」TOSHIKI HAYASHI (%C)

上記の三曲は全部宅録りで制作期間も短い中で作った曲だったんですが、沢山の人に聴いてもらえています。
大きいスタジオで録ったとか、制作過程等は普通のリスナーの方々にはあまり関係なくて、良いものは評価されるものだなと感じました。

 
「little life ft. Kan Sano & jjj」TOSHIKI HAYASHI(%C)

OMAKE CLUBからリリースしたアルバム『THREE』から。有りえない組み合わせが実現できて嬉しかったことを覚えています。
この曲で初めてアナログをリリースできた事も嬉しかったです。

 
「hours」TOSHIKI HAYASHI(%C)

『karakusa』というビートテープに入っている一曲です。Spotifyで100万回以上再生されていて海外の方に多く聴いてもらえています。
サブスクってすごい可能性があるんだということを身を以て体験できました。

 
「E.P.S.」chelmico

メジャーデビューアルバムで僕のビートで二人が僕のことを歌ってくれています。
「三人で見たいな色んな景色」絶賛更新中です。

 
——Message

今はすごく便利な時代なので、使えるものは全て使って行った方がいいと思います。

あと、一人で作るのではなく助けてもらえる人を増やすと楽しいかもしれないです。

 

TOSHIKI HAYASHI(%C)
Twitter
Instagram
YouTube
SoundCloud
Bandcamp
TuneCore Japan


【IYOW 】TOSHIKI HAYASHI(%C) 「自分が作れるものを作って、聴いた人が『%Cのビートだ』ってわかるように」

この記事の執筆者

THE MAGAZINE

ストリーミング時代の中でうまれる新たな情報やアイデア、インサイト、ナレッジを、ミュージシャン/音楽アーティストおよびそのファンへ発信し、国内シーンの活性化と海外へのチャレンジをサポートするメディア ― Powered by TuneCore Japan

https://www.tunecore.co.jp/