ryo takahashi (ピスタチオスタジオ / CBS) インタビュー |「常に偶発的に曲を作り始めたい」【IYOW 】

2019.7.22

ヒップホップからフューチャーベースまで、ジャンルやシーンを問わず、リマーカブルなプロデューサー/ビートメイカーをフィーチャーする THE MAGAZINE series IYOW (In your own way/words)

今回は、ピスタチオスタジオ所属、CBSのメンバーでドラマーでもあり、またchelmicoをはじめバラエティに富んだ楽曲提供を行うプロデューサー ryo takahashi にフォーカス。


【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ / CBS) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

About – ryo takahashi

福岡出身、30歳。

ピスタチオスタジオ所属。

ドラマー、作曲家、編曲家、ミキシングエンジニア、音楽ディレクター、会社員。

 
——音楽キャリアのきっかけ

11歳の時にドラムを始めたこと。地元では少年サッカーや少年野球と同じような並びで楽器を教えてくれるおじさん達がいました。

 
——ターニングポイント

22歳くらいの時にバンドが面倒になってDTMを始めたこと。

 
——最新作

CBSの活動全般。

chelmicoのアルバムへ曲提供。

 
——キャリア当初の制作環境

パソコンのみ。当時からAbleton Liveでした。

 
——現在の制作環境

戸建ての畳の部屋で制作しています。

基本は今もAbleton Liveのみで、midiコントローラが増えたくらいです。

あと、録音ができる環境になったので楽器が増えました。


【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ / CBS) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

 
——メインの機材

PC : MacBook Pro (15-inch, 2017)

DAW : Ableton Live 10.1

オーディオインターフェイス : Focusrite Saffire PRO 26

マイク : Blue Microphones Baby Bottle


【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ / CBS) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

 
——モニター環境

SONY MDR-7506

IK Multimedia iLoud MTM

Apple EarPods

 
——使用音源

・Ableton Grand Piano
Ableton Liveに最初から入っているサンプリング音源です。とりあえず立ち上げて考えるということが多いです。そこから生まれたイメージで別の音源に差し替えます。

・Native Instruments Kontakt
こだわりではないですが、ひと通りの楽器が揃っているのでだいたいここから音源を探すことが多いです。

 
——使用プラグイン

・GOODHERTZ Vulf Compressor
Vulfpeckが好きなので。あと強引に持っていく感じが好きです。

・FXpansion BFD3
疲れた時に技術がなくて実際には叩けない超絶chopsを打ち込んでストレス解消します。これで納品することも多いです。

 
——ビートメイクポリシー

常に偶発的に曲を作り始めたいと思っています。SFXやパーカッションから作ることも多いです。常に驚かされたいので、アカペラやサンプリングループ、使ったことのないエフェクトプリセット等、自分が作ったものではないものを元に作りったりします。AbletonのオーディオをMIDIに変換する機能も予想外の結果になることが多いのでよく使います。

 
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー

SATURATE! records

アーティストではないですがDTMを始めた当時、このレーベルのプロデューサー達に影響を受けました。この時期のHerobustとか大好きです。実験的に音楽を作りたがるのはここから来ていると思います。

Herobust – Snail Gate

 
——影響を受けた楽曲

ドラムで影響を受けたものの印象の方が強いです。

 
blink-182 – First Date

中学時代コピーしまくった。いまだにほとんどの曲叩けるし、曲に対するドラムアプローチの仕方はめちゃくちゃ影響受けた。

 
Boards of Canada – Oirectine

気だるい進行を跳ねたブレイクビートでなんとか持ち直す際どさが最高。

 
Squarepusher – Central Line

jungleから抜け出した都会的なドラムンベース。楽器の数も少なく、洗練されててかっこいい。

 
Benga – Amber

私のクラシック。

 
christian mcbride – 2 Ab Minor Jam

13分あるセッションライブ音源。全然飽きない。

 
The John Scofield Band – Jungle Fiction

adam daitchがドラム。このアルバム曲全部好き。

 
Garaj Mahal – Semos

イントロのギターは5拍子、ベースは4拍子。同じテンポに同居させても意外とすんなり聞ける。途中にも5/4拍子、4/4拍子が差し込まれる。リズムって面白いです。

 
20Syl – MPC 2000 Beat making

Hocus Pocusの20sylのトラックメイク動画。何回見たかわからない大好きな動画。

 
Mos Def, Chris Dave, & Robert Glasper – Thieves in the Night

プレイヤのビートの掴み方が秀逸。体の揺らし方一つでもグルーブを作る。

 
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り

CBS – but…

ラップ用に作ったものではないのに気付いたらラップが乗って、リリースまでされていた。変なところからラップが入って来てるし。本当にびっくりして嬉しかった。

 
パブリック娘 – おちんぎんちょうだい(ryo takahashi remix)

本当にふざけててかっこいいリミックスができた。曲の印象を壊さず聴く人を笑わせられる、自分が思う理想のリミックスができた。

 
chelmico「highlight」

自分こんなのも作れるんだなーと思った曲。あとサビまであのベースでよく引っ張った。

 
——Message

ピスタチオスタジオをよろしくお願いします!!

 

ryo takahashi
Twitter
SoundCloud
pistachiostudio.net


【IYOW 】 ryo takahashi (ピスタチオスタジオ / CBS) 「常に偶発的に曲を作り始めたい」

この記事の執筆者

THE MAGAZINE

ストリーミング時代の中でうまれる新たな情報やアイデア、インサイト、ナレッジを、ミュージシャン/音楽アーティストおよびそのファンへ発信し、国内シーンの活性化と海外へのチャレンジをサポートするメディア ― Powered by TuneCore Japan

https://www.tunecore.co.jp/