Liza × 7 コラボインタビュー「自分の価値は自分で上げる」誰にも媚びない2人の深く確かな共鳴
進化の先で、また楽曲を作りたい
——現在、新たに2人で進行させているプロジェクトや楽曲はあるのでしょうか?
7:今のところは一旦個人で頑張る時期で、それぞれの制作に力を入れています。2人で何かを作るって話は全然してないけど、お互いの楽曲のことについて話し合ったり。
Liza:「こういう曲出すんだよ」って感じで聴かせ合ったりしてますね。
——アドバイスを送ることも?
Liza:いや。聴いても「凄い!」って感じで、口出すとかのレベルじゃないので。お互いの曲で食らい合ってる。「これヤバいな!」みたいな。
——2人で再度制作をともにするビジョンについては、話し合ったりしますか?
Liza:お互いの目標をクリアした先では、また絶対一緒に曲を作りたいと思ってます。それに、例えばそれぞれのMVに出演したりとか、同じイベントに出てライブするとか、楽曲制作以外でも何かしらのアプローチはしていこうと話しています。今度私が撮影するMVも、周りの人間だけを呼ぼうと思って、一番最初に7ちゃんが思い浮かんだし。
7:楽曲に関してはお互いのタイミングもあるので、具体的には考えていないです。
——なるほど。個人の表現したいことを尊重できるのも、良い空気感ですね。
Liza:『ラップスタア』では7ちゃんより先に私が落ちてしまったので、対等に見てくれない人もいるんですよ。だからまずは、Lizaというアーティストの価値と音楽を世間にもっと広げて、そして更に認知してもらって上で一緒に曲を出した方が、もっと色んな人に響くだろうし。お互いに、一人のアーティストとして深みが増した状態でまた一緒にやりたいです。
7:私もまったく同意見です。「ラップスタアの出場者がコラボ」っていう見せ方は今回の2曲だけにしておいて、それぞれがもっと大きなフィールドに進んだ後にもう一度組みたい。やっぱり考え方が近いなっていうことを、いま再確認できました。
Liza:この場でさえ仲が深まる(笑)。
——最高ですね。では最後に、リスナーに伝えたいメッセージを一言お願いします。
7:2人それぞれの作品を待っとけよ、楽しみにしとけよって感じですね。
Liza:ちゃんと自分を持ってる人が、この記事を読んで増えると良いなと思います。自分の価値は自分で上げましょう。