Jeff The Beats (BOAT / MADE IN HEPBURN) インタビュー ギタリストとしても活動する多才なビートメイカー
Jeff The Beats
福岡県出身のビートメイカー/プロデューサー。福岡の音楽クルー「BOAT」所属。
ビートメイカーとしての活動の他、MADE IN HEPBURNではギタリストとしても活動中。
IYOW : A series of interviews with featured beat makers / producers / composers
——キャリアスタートのきっかけ
元々はギタリストとしてバンド活動していました。その時のメンバー+αで今もMADE IN HEPBURN(MIH)というバンドで活動しているんですが、2018年の夏頃にBOATっていうクルーができて。
BOATにはMIHの他にもバンドやラッパー、DJをやってる面々が所属してるんですけど、せっかくそういう集団に所属してるんだからギター弾いてるだけじゃ面白くないなと。それで、YouTubeでAgainst The ClockとかRhythm Rouletteの動画みるのにハマってたのもあって、自分もビート作ってみようかなって思ったのがきっかけですね。
——ターニングポイント
BOATというクルーができたことです。
——キャリア当初の制作環境
GaragebandにKORGの25鍵くらいのMIDIキーボードと当時持ってたギターで制作していました。
——現在の制作環境
MaschineMk3とSP404SX、ギターはFenderのストラトを使っています。
——メインの機材
自宅で作業する時はMacbook Proの13インチ。インターフェースはRolandのRubix 22ですね。
BOATのスタジオにはiMacがあるので、スタジオで作業するときはそっちを使っています。
——モニター環境
スピーカーは昔買ったTASCAMのVL−S3、ヘッドホンはaudio-technicaのATH-M20Xを使っています。
——使用プラグイン
Logic、Maschineに内蔵されているプラグインしか使っていないです。特にMaschine内蔵のコンプはサイドチェインの具合が好きで、よく使ってます。
——ビートメイクのプロセス
エフェクトをかけたいときはSP404SXを使うこともありますが、基本的にはMaschineでビートを作っています。まずはメインのフレーズを作って次にドラム、その後は必要に応じてベースやコード、上物を重ねていく流れですね。構成をひと通りMaschineで作った後はLogicで調整しています。
——ビートメイクポリシー
意識してるわけではないですが、考えすぎても上手くいかないことが多いので、フィーリングというか直感的に作ってる気がします。しっくりこないときは潔く諦めてますね(笑)
——最も影響を受けたプロデューサー/ビートメイカー
一人に絞るのは難しいですけど、Cookin Soulです。自分の好みっていう事もあるんですけど、ずっと聴いてられます。
——My favorite works / 自分の作品からのお気に入り
Takahiro Moriyama – Sister feat.剛
自分がトラックを作って初めてリリースされた曲です。1日で制作からMV撮影まで終えるというミラクルもあったし、初めての作品ということもあって一番思い入れはあるかもしれないですね。
——Message
4月15日に初のBeat Tapeをリリースしました。聴いてください!
Jeff The Beats『PISAN ZAPRA』 : https://fanlink.to/cN85
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