【Who’s NXT】Linmu | Adoをはじめ様々なアーティストとコラボしながら、クオリティの高い作品を発表し続けるネット発ミュージシャン
Linmu(リンム)
1人でDTMを使い作曲活動するミュージシャン。作詞や演奏、歌、MV制作においては様々な音楽家やクリエイターとコラボレーションしながら作品を発表、中でも2020年9月に公開されたAdoをヴォーカルに迎えた楽曲「お洒落番長」のMVは120万回以上再生されるなど、そのクオリティの高い楽曲は注目を集めている。
Who’s NXT : A series of interviews with featured artists
——音楽に興味を持ったきっかけ
子供の頃、ゲームが好きで特にFFやドラクエの音楽が好きで次第に音楽に興味を持っていった感じです。
——本格的に音楽活動をするようになった経緯
元々、趣味の範囲で曲を作ってたりしてたのですが、コロナ禍になり時間も有り余っていたのでちょっと曲でも投稿してみようかなという、軽い気持ちで活動を始めてしまいました。
——現在活動しているシーン
Twitter、YouTube、サブスクなど主にインターネットで活動しております。
——最新作について
新曲「爪も牙もない獣 (feat. ロス)」を、1月27日に配信もリリースしました。この曲は今まで発表してきた曲とは少し方向性を変えていて、歌詞は皮肉や不満などをテーマに全体のサウンドもロックな感じで自分なりのカッコ良さを追求して作った作品になっています。
——これまででイチオシの作品
「サマーフロート (feat. umi)」です。2020年にリリースした曲ですが、とにかくメロディが自分の曲の中で一番気に入ってます。メロディ考える時はDAWの譜面上で割ときっちり考えて作ることが多いですが、この曲は何も考えず、流れで…… 俗に言う降りてきたという感じで作れた曲なので、迷いが全くなくてとても良いですね。あとは参加してくださった方々がとても素晴らしいのでそこにも注目して頂けたら嬉しいです。
——楽曲の制作環境、プロセスについて
普段の作曲は自宅でアコギを弾きながら思いついたコードとメロディを携帯の録音機能を使ってメモするパターンが多いです。その後にDAWなどの音楽ソフトを使ってリズムや構成を決めて大体のアレンジを決めていきます。
——影響を受けたアーティスト
相対性理論
一番好きなバンドの一つで、特に初期の頃のクリーンなギターサウンドとインパクトのある歌詞とボーカルのやくしまるさんのウィスパーボイスがとても良いですね。特に影響を受けたのがギターのサウンドでディレイの効いたギター特徴のあるフレーズが好きです。
ナンバーガール
伝説のバンドです。実は2年前に復活ライブを観に行ったのですが、とにかくカッコいいバンドです。
——影響を受けた楽曲
相対性理論 – テレ東
とにかく聴いていて心地が良いです。メロディもサウンドもアレンジも洗練されていて大好きな曲です。
Jamiroquai – Virtual Insanity
自分の中の音楽感を変えてくれた曲のひとつです。ジャズの響きのコードやベースのリズムの取り方など、、それまで聴いてきた音楽とは全く違ってかなり刺激を受けました。
The 1975 – Chocolate
近年で最も影響受けたバンドです。サウンドやメロディ、リズムの取り方など、ポップでお洒落なサウンドが大好きです。
——音楽活動にあたって意識していること
自分が好きな曲を好きなように作るということを一番大事にしてます。あとは楽器や機材にはこだわりがあって、出来るだけプラグインなどのソフト音源は使わずに本物の楽器を使って味や哀愁などの雰囲気が出るように心がけてます。
——現在の音楽シーンについて感じること
現在、ボカロPなどの活躍でネット発の音楽がメインストリームになりつつあるので、個人で活動して注目される音楽家が増えていけば面白いなぁと思いました。
——今後の活動の予定/展望
今は好きな音楽を長く続けられれば良いと思ってますが、できればSpotifyのバイラルチャートなどにランキング入りしてみたいです。
Linmu
Twitter
YouTube
TuneCore Japan