starRoや竹田ダニエルらによるインディペンデント音楽コミュニティー支援団体「SustAim」始動、SIRUP × HOTEL SHE/LTERとの連携や独自コンテンツも発信

2020.5.8


starRoや竹田ダニエルらによるインディペンデント音楽コミュニティー支援団体「SustAim」始動、SIRUP × HOTEL SHE/LTERとの連携や独自コンテンツも発信

プロデューサー/DJのstarRo、音楽エージェント・竹田ダニエルらが中心となりインディペンデント音楽コミュニティー支援団体「SustAim」が始動した。

「SustAim」は、”持続可能”を表す「Sustainable」と、”目指す”の「Aim」が組合わされて名付けられており、インディペンデントの音楽従事者が刻々と変化していくマーケット・業界の変化に縛られない永続的な音楽文化の創出を目指し、インディペンデントの音楽従事者に、物心両面において、環境・知識・活動のサポートを提供し、安心かつ健全な活動を支援することを目標に活動する。

その最初のアクションとして、稼働率が低くなっているホテルと自宅以外に安全な仮住まいが必要な人をマッチングさせるプロジェクト「ホテルシェルター(HOTEL SHE/LTER)」と連携、「SustAim」に携わるアーティスト・SIRUPが、「SYU.HOMME/FEMM」とコラボして先月4月24日に販売したオリジナル・デニムシャツの売り上げの10%を 「ホテルシェルター」に寄付することとなった。今回、SIRUP は「SustAim」とのつながりをきっかけとして寄付に至ったとのこと。


starRoや竹田ダニエルらによるインディペンデント音楽コミュニティー支援団体「SustAim」始動、SIRUP × HOTEL SHE/LTERとの連携や独自コンテンツも発信

<SIRUPコメント>
「家に帰ること、心配じゃないですか?ホテルがシェルターとなってあなたの安全を守ります。」

HOTEL SHE/LTERのこのメッセージを初めて読んだ際に、僕が最近感じていた問題意識と重なり、さらに活動の理念にも非常に共鳴したため、この度はHOTEL SHE/LTERを寄付先に選ばせていただきました。

僕はコロナ禍の影響で、ご家族に感染リスクの高い救急隊員がいたり、出勤せざるを得なくて不安を抱えている友人、そして現場の悲痛を訴えている医療従事者のファンなど、身近な人からこのようなリアルな声を日々直接聞いています。さらに、外出自粛期間の延長によって増加すると予想されているDVや虐待の被害についても、僕自身昔から身近にそのような被害者がいたため、強い現実味を持って懸念しています。

コロナウィルスによる被害は、決して他人事ではありません。
さらに、そのような被害者やマイノリティの方々への社会的なサポートは、コロナウィルスがもし無事に収束した際にも、継続して行われるべきだとも思います。このような方に目を向け、支援を届けるHOTEL SHE/LTERの行動力、そして活動理念に非常に感銘を受けました。

音楽は、社会が正常に機能し、救われるべき人が救われるような世の中でこそ力を発揮する、そのような相互関係で成り立ってると思っています。そのため、こういった活動へのサポートも、今僕らミュージシャンが出来る一つの事だと思い、この度はHOTEL SHE/LTERへの寄付をさせていただきました。
一人でも、不安な日々を過ごす方々が減りますように。そんな未来を願っています!

 
さらに、SIRUPが「ホテルシェルター」のためのプレイリスト「HOTEL SHE/LTER selected by SIRUP」を作成。プレイリストには、ホテルで少しでもくつろいでいただきたいという思いが込められている。

<SIRUP プレイリストについてのコメント>
プレイリストの曲を順に聴いていった時に、最初は徐々に気持ち上がっていって、最後に向かっては穏やかに眠れたらいいなという思いを込めています。そしてメッセージを中心に考えて作ったので、思い入れのある仲間達や自分の曲、そして普段自分が聴いていたり、昔に泣くほど聞いていた曲を選びました。

 
また、「SustAim」は公式Twitterアカウントも開設、そのロゴマークをFrascoの峰らるが手がけている。

 
さらに、「SustAim」は記事の発信もスタート。取材をstarRo、文章を葛原信太郎が手がけたALAMAKIへの取材記事が「SustAim」のnoteにて公開されている。

 

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この記事の執筆者

THE MAGAZINE

国内のインディペンデントアーティストをメインに新たな音楽ムーブメントを紹介するウェブメディア