Rommy Montana インタビュー ヒット曲を次々に生み出すプロデューサーで、人気ヒップホップチャンネル 03- Performanceのファウンダーでもある次世代シーンのキーパーソンが語るクリエイティビティ
ストリートのリアルを反映するのが理想
——撮影においてはどんなところに最もこだわっていますか?
映像は基本4カットしか撮らないんで、そこがこだわっているところかもしれないです。MVって10、20カットを普通に撮ると思うんですけど、03はあえてインスタントな感じを出したくて。YNW MellyやHOTBOII、Lil Durkとかを撮ってるDrewFilmedItが好きでリスペクトしてるんですけど、あの人の映像っていい意味で適当なんですよ。路上で遊んでるところをそのまま撮ったくらいな感じで。変に演技させてないし。なんかそれが一番ストリートだなって。もちろんメジャーな案件ではガチガチにやってるだろうし、それも全然できるんでしょうけど、あえてラフにやってる。それであそこまで有名になってるし、やっぱりロマンを感じますよね。本当にストリートのリアルが反映されてるし、僕の理想の撮り方と言えるかもしれません。
——03- Performanceは撮影時間が短いと聞いたことがあるんですけど、それだからなんですね。
セッティング込みでも、照明とか無かったら40分くらいで終わります。なので現場に来てびっくりするアーティストもいますね(笑)。
——03- Performanceは今後のフェーズも決まっているとSNSで言ってましたね。
全部のフェーズを明かしちゃうと面白くないんで言える範囲だと、まずは海外進出。USですね。すでに向こうのチャンネルとかはリレーションもあって、すぐにコラボしようと思えばできるレベルではあるんですけど、今は焦らずに作戦を立てて準備をしている段階です。いずれにせよ海外を視野に入れています。