Rommy Montana インタビュー ヒット曲を次々に生み出すプロデューサーで、人気ヒップホップチャンネル 03- Performanceのファウンダーでもある次世代シーンのキーパーソンが語るクリエイティビティ

インタビュー
2023.8.29

ビートと映像のバランス

——今後の展開が非常に楽しみです。最後にビートメイカーとしてのRommyさんについて聞きたいのですが、DAWや音源系って何を使っていますか?

DAWはFL Studioです。インターフェイスはApollo Twin SOLO。プラグインはKONTAKTの生音系のサンプラーの音が好みです。あとはギターかな。自分の曲ってけっこうギターの印象が強いと思うんですけど、自分で弾いたのを上手いギタリストに弾き直してもらって音作りまでしてもらうとかも最近やってます。その辺もさらにこだわるようになりました。

——作るプロセスは?

作るジャンルにもよりますけど、ギターを使わないんだったらメロディー先行で、メロディーをある程度レイヤー重ねてからベースを入れて、そのベースがうまくハマればそのまま作り続けますし、ハマらなかったら一回放置して次の曲にいきます。ちょっと寝かせるというか。あと808から作ることもあります。こういう打ち方いいなみたいなアイデアがあったら、808だけ打ってそれからメロディーを考えてっていうパターンもありますね。

——映像制作でも忙しい中、どれくらいのペースでビートは作られてるんですか?

最近は一日最低でも2つはビートを作ってます。他の仕事があっても、絶対2つは作って、何もない日は6、7くらい作ったりします。

——すごい制作ペースですね!ビートメイカーと映像ディレクターの割合はどれくらいを意識していますか?

サウスサイドやメトロ・ブーミンとか、USのビートメイカーって有名だし人気もあるじゃないですか。やっぱりもともとそういうのを日本でやりたいっていうのが強くあるんで、自分の中ではビートが最優先ですね。映像ディレクターとしてよりもビートメイカー、プロデューサーとしてのキャリアの方がプライオリティは高いかもしれない。

——いずれにしても、その2つを高いクオリティで保っているRommyさんの並外れたモチベーションはきっと周りの刺激にもなっていると思います。

03もイコール自分だからもちろん愛着はあるし、今後も03-Performanceの代表として、そしてビートメイカー/プロデューサーとして、自分なりのやり方を模索しながら頑張っていきます。

 
 

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