【Who’s NXT】Peggy Doll |「老若男女みんなが踊りたくなる名曲を作りたい」未知の才能を秘めたシンガー
Peggy Doll
1998年生まれ。中学時代に音楽に親しみ始め、現在大阪を拠点にソロで活動するシンガー。
活動キャリアは比較的まだ短いながら、今年はじめにリリースした1stシングル「Yah」では非凡なメロディセンスと歌声を披露し、同曲はいきなりagehaspringsのプレイリスト「PUSH!」に選出。新鋭ビートメイカーniafrascoとも活動を展開、自身のSNSなどにアップされるカバー動画からもその才能の片鱗を垣間見ることができる。
Who’s NXT : A series of interviews with featured artists
——まずPeggy Dollさんが音楽に興味を持ったきっかけを教えてください?
Marvin GayeやStevie Wonderなどのブラックミュージックの名曲をYouTubeの関連動画で見つけたことから興味を持ちはじめました。
——どういう経緯で自分で音楽をやることになったのでしょうか?
中学時代、英語は分からなかったんですけど洋楽しか聴いていなくて、デタラメな英語でリフなどを口ずさむのを楽しんでいたりしてて。それから高校に入ってギターを購入し、自然と自分でも曲を作るようになりました。
今年の1月11日に自身の処女作である「Yah」をリリースしました。内容としては、元カノとの思い出を振り返り、取り戻したい日常をキャッチーなメロディで歌った曲になっています。繰り返されるそのキャッチーなメロディと乗りやすいリズムを意識して作りました。とはいえ、あまり昔のことはそんなに振り返らない主義だったりもしますが。
「Yah」各配信ストア : https://linkco.re/6yGF9znE
——楽曲はどのように作っていますか?
自宅に音楽制作スペースがあるので、そこで自分でデモを作った後、普段から親交のあるトラックメーカーのniafrascoに協力してもらいながら仕上げていくといったプロセスが多いですね。
——自分の特徴を一言でいうなら?
「新しい時代のメロディメーカー」。
——Peggy Dollさんはどんなアーティストに影響を受けましたか?
サザンオールスターズとStevie Wonder、Hiatus Kaiyoteです。サザンオールスターズは自分で言葉作っちゃったりするところはやっぱりすごいなと。Stevie Wonderの楽曲には心が踊ったし、Hiatus Kaiyoteには自由を感じました。
——楽曲としてはどういう曲がお好きだったり、影響を受けましたか?
Lauryn Hill – Ex-Factor
この曲を路上ライブで歌い続けてたところ、ジャマイカ人の女性にすごく褒められて「今度ウチのバーで歌って欲しい」ってお願いされたんですけど、連絡先は教えてくれなくて結局連絡も来なかった。それ以来ずっと聴いています。フローが好き。
Daft Punk – Fragments of Time
リズムの繊細さを美しいと感じた。
Frank Sinatra – The Way You Look Tonight
色気を学んだ。
Justin Timberlake – Señorita
名曲はいつもシンプルだと思った。
The Temptations – My Girl
コーラスが美しいと感じた。
Mark Ronson ft. Amy Winehouse – Valerie
愛を感じた。今改めて歌詞の綴り方を学んでいるところ。
Hiatus Kaiyote – Nakamarra
自由を感じた。
Frank Ocean – Thinkin Bout You
メロディの展開はまだまだあると感じた。
Donny Hathaway – Jealous Guy
周りは流行りの曲を聞いていたが、好きな音楽聴けばいいと思った。
Stevie Wonder – You Are The Sunshine Of My Life
とにかく好き。
——音楽活動にあたって意識していることはありますか?
今のところ、老若男女みんなが踊りたくなる名曲を作りたいので音楽をしています。そういった部分ではBruno Marsは尊敬しています。
——現在の音楽を取り巻く状況について何か感じることはありますか?
ランドマーク的な存在はいないけど、僕ならいけそう。すいません。
——今後の予定や告知などがあれば。
2月中に、客演参加したniafrasco名義の楽曲が配信される予定です。
あと、3月に大阪・住之江のClub Daphniaで開催されるPARKGOLFさんとかが出演するライブに、こちらもniafrascoの客演として出演する予定があります。
——最後にメッセージを。
子供が大きくなっても昔聴いてたことを誇れるような音楽を作ります。
Peggy Doll
Twitter
Instagram
TuneCore Japan