haruka nakamura × 蔦屋書店アルバム最終作『青い森 Ⅳ -蔦屋書店の音楽-』 ノスタルジックなギターサウンドで希望に辿り着く

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2024.8.20
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haruka nakamura

haruka nakamuraがアルバム『青い森 Ⅳ -蔦屋書店の音楽-』をリリースした。

2023年9月8日から1年間蔦屋書店の一部店舗で店内音楽を担当し、全4作品のアルバムを制作するプロジェクトを展開してきたharuka nakamura。シンセサイザーのみで構成された『青い森 -蔦屋書店の音楽-』、ピアノ・アンビエントで冬の夕暮れを描いた『青い森 Ⅱ -蔦屋書店の音楽-』、エレクトリックピアノで夜明けの世界を表現した『青い森 Ⅲ -蔦屋書店の音楽-』を経て、締めくくりとなる本作は懐かしいギターの音色が主体となるアコースティック・アンビエント作品に。

10代から弾き続けている父親のアコースティック・ギターと、師であるNujabesおよび彼が立ち上げたHYDEOUT PRODUCTIONSからアルバム『MELODICA』制作時にプレゼントされたガット・ギターで録音。そこに本シリーズから導入されたシンセサイザーがブレンドされた新たな音楽は、どこか初期作品『grace』や初期プロジェクト・nicaを彷彿させる、ピアノを本格的に弾き始める前の懐かしいサウンドを奏でる。

ジャケット写真は前作までに続き、親交の深い写真家・川内倫子が担当。陽だまりの庭に辿り着いたかのような、最終作に相応しい希望を携えた多幸感あふれるアルバムが完成した。

 

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