ジョナゴールド インタビュー | ソロプロジェクトとして新たなスタート 1stシングルから高い評価を集める青森発ポップシンガー【Who’s NXT】

2022.6.8

ジョナゴールド

ジョナゴールド

2015年10月、RINGOMUSUME(りんご娘)加入。
以降、グループの一員として音楽・芸能活動を通した地方からの情報発信と、地元青森の活性化、全国・海外の第1次産業をエンタテイメントで元気付けることを目標に、ライブ活動やCDリリース、メディア出演、農業など精力的に活動を続け、2022年3月に卒業。

2022年4月よりシンガーとしてのソロプロジェクトスタート。デビューシングル「7号線」5月7日リリース。iTunes Store ミュージック総合トップアルバムにて初登場1位にチャートインするなど、青森発のポップシンガーとして注目を集めている。

Who’s NXT : A series of interviews with featured artists
 


 
——まず、ジョナゴールドさんが音楽に興味を持ったきっかけを教えてください。

小学生の頃からピアノとダンスを習っていて、ずっと音楽が身近にありました。そこから「ステージに立って誰かにパフォーマンスを届けたいな」と思うようになって。中学からりんご娘というアイドルグループに所属し、音楽を届ける側になったことがきっかけですね。

 
——ジョナゴールドさんはこれまでグループでの活動で知られていたかと思うのですが、今回ソロシンガーとして活動を開始された経緯というのは?

りんご娘を2022年の3月に卒業したのですが、これから何をやるか、もう一度自分の中で考えました。やっぱり私はステージに立って、歌を歌って、誰かに自分の音楽が届いている瞬間がやりがいを感じるなと。グループを卒業しても音楽を届ける仕事がしたいと思って、4月からソロプロジェクトがスタートしました。

 
——ソロシンガーになった現在も活動の拠点は変わらずに青森でしょうか?

そうですね、青森県の弘前市を中心に、主にライブハウスで月に1〜2回のペースでLIVE活動をしています。

ジョナゴールド
ジョナゴールド

 
——先日リリースされた1stシングルについてご紹介いただけますか?

5月7日にデビューシングル「7号線」をデジタルリリースしました。落ち着いたサウンドの中にしっかりと曲の世界観があって、少し切ないシティ・ポップに仕上がっています。iTunes Store ミュージック総合トップアルバムにて初登場1位にチャートインするなど、多くのリスナーの皆さんに聴いていただき、本当にありがたいです。

ジョナゴールド「7号線」
ジョナゴールド「7号線」

https://linkco.re/MA8Tnf6q

「7号線」ライナーノーツ
 
ソロシンガー「ジョナゴールド」としてのデビュー・デジタルシングル。りんご娘時代よりサウンドプロデュースを担当する多田慎也が作詞・作曲した「7号線」は、新潟市から青森市を繋ぐ国道7号線を題材に、すぐそばにあったはずの存在がなくなった空虚さ、切なさを表現した楽曲。カップリングには爽快なポップソング「風待ちリップ」を収録。

 
——楽曲の制作はどのようにされていますか?

基本的にはプロデューサーやサウンドプロデューサーの多田慎也さんとで楽曲制作が行われるのですが、デモを私が仮で歌ってみたり、意見交換をしながら進めることもあります。

 
——改めて、ソロシンガーとしてご自身はどんなところが特徴だと思いますか?

うーん…… まだまだ未熟なところがあるので大きなことは言えないですが、みんなの毎日が少しでも幸せになったり、癒しの時間を与えられるような歌を歌いたいと思っています。

 
——目指すアーティスト像などあったりしますか?

みんなの生活に寄り添えるようなアーティストになりたいですね。

 
——ジョナゴールドさんはどんなアーティストに影響を受けましたか?

歌詞で届けられる言葉の力強さとか、ライブで届けるひとつひとつの音の意味みたいなものを感じたのはOfficial髭男dismさんです。誰かの人生や生活の希望になるような言葉が含まれていて、それをライブで歌うときの藤原さんの表情とか歌詞の使い方とか、会場の一番後ろにいる人まで想いを届けるようなボーカルに感動した記憶があります。どんな場所にいても、どんな環境にいても、その歌の100%を届けられるような歌手になりたいなと思いました。

あとはフレンズさんにも影響を受けました。ソロとしてスタートするときに参考にしていたこともそうですが、ライブの雰囲気がとても素敵で、魅力的で。こういう歌を歌って、みんながライブという空間を好きになるんだろうなと。アーティストとしての憧れであり、こうありたいと思わせてくれたのがフレンズさんです。

 
——楽曲でいうと、どんな曲に影響を受けましたか?

竹内まりや – Plastic Love

ソロデビューライブの1曲目にカバーさせていただきました。印象的な曲ですし、幅広い年代で愛されてきた楽曲で、今の自分の中でひとつの軸になっているなとも思っています。歌詞の内容的には少し冷たい女性の歌かもしれないけど、どこか寂しさや誰かに愛されたいとい気持ちが見え隠れするような歌詞とメロディが絶妙なバランスで。自分なりにどう表現しようかとたくさん考えさせてくれた曲で、これからも大事に歌いたいと思っています。

 
 
eill – ここで息をして

タイトルにもある通り、息づかいや歌っているときの空気感がとても好きです。声と、その中にある息の成分をどれくらいの割合で歌うかなど、自分の歌の参考にもしています。eillさんは言葉のニュアンスがきれいで、表現の仕方、空気感さえ自分の武器にしている姿に影響を受けたのかなと思います。

 
 
One Direction – 18

はじめて洋楽に興味をもったきっかけの曲です。英語がわからないのに、なんでこんなに切なくて儚くて、曲の情景が伝わってくる音楽なんだろうと、中学生の当時、心奪われました。歌詞の言葉に頼らず、メロディや歌い方、その人がもつ空気感で表現することは、私も日々勉強中です。そういった表現の仕方というのは、海外のアーティストから学べることなのかなと思っています。今でも好きな曲のひとつですね。

 
——邦楽、洋楽問わず幅広く、そして音楽表現の細やかな部分まで意識されていることが伺えますが、ジョナゴールドさんが音楽活動をするにあたって何か特に心がけている考えなどはありますか?

音楽やライブ、パフォーマンス…… いわゆるエンタメというものは、生活に必ずしも必要ではないかもしれないけど、生活をより豊かにするためのものだと私は思っていて。音楽を聴かなくても幸せになれる人はいるだろうし、幸せになる方法はたくさんあると思う。だけど、自分の発する音楽を待っていてくれる人が、この世界にひとりでもいるなら歌っていたいなと思います。なんかこう、「頑張って」みたいな強い言葉、無責任な言葉は言えないけど、誰かの心に寄り添う言葉、誰かの気持ちと一緒に前に進むような言葉を伝えていきたい。誰かがもし不安になったり、寂しい気持ちになっているのであれば、その感情に寄り添っていたいと思うし、その寄り添う方法が私にとっては音楽なのかなと思います。

ジョナゴールド

 
——現在の音楽シーン、音楽を取り巻く現状について何か感じることはありますか?

うーん、難しいな(笑)。音楽シーンについてなのかはわからないですけど、今、CDじゃなくてもデジタルやサブスクがどんどん普及していって、日本だけでも色々な音楽が溢れていると思うんです。もちろんそれ自体はよいことなのですが、音楽が身近にありすぎて、作り手の想いや重みというものが、伝わりにくくなっているのであれば寂しいですよね。私は音楽を聴くということの過程を大事にしたくて、例えばジャケひとつにもメッセージがあるように、作品の世界観も含めて音楽を楽しんでほしいなとも思います。

 
——では最後に今後の活動予定や展望を教えてください。

ライブやリリース活動を積極的にしていきたいと思っています。今私は青森を拠点に活動していますが、青森を音楽で発信しようとはあまり思っていなくて、いい音楽を青森から発信して、それを聴きたい人が青森に集まるというか、そういうサイクルを作りたいと思っています。その中で、青森の魅力に気づいてくれることがあれば嬉しいし、そのきっかけのアーティストになれるように頑張りたいですね。

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