【Who’s NXT】 tip jam

2019.9.3

ストリーミングネイティブのミュージシャンも次々とあらわれ、才能高きものたちはジャンルやシーン、国境さえも関係なく旧来の枠組みを軽々と飛び越えながら自らの表現欲求をストレートに詰め込んだ音楽作品をスピーディー&ダイレクトにリスナーへ発信している。

そんな要注目のup-and-comerアーティストをエディターピックアップ = Who’s NXT(next)

今回の Who’s NXT アーティストは、異能の集団 “夜猫族” から、ジャジーなテイストが漂うビートにローの効いた心地よいフロウが印象的なtip jamが登場。8月には同じく夜猫族のnomaとのジョイントEP『ARP .1』をリリースし、続けざまに自身のサウンドの現在形を詰めたEP『JAAM』を9月1日に発表、勢いを増す活動に注目が集まっている。


【Whos NXT】 tip jam

tip jam – noise of sorrow (Prod. KUVIZM)

 
About : tip jam

福島県出身、東京都在住。 夜猫族にて楽曲を発表し、2018年5月から東京を拠点に本格的に音楽活動をスタート。

jazzyでchill且つ独特なラップスタイルを武器に、現在は楽曲制作とライブ活動をメインとし、アートワーク(PV, ジャケット, フライヤー)などを含め、デザイン業も行っている。

 
——tip jamさんの音楽的な入り口をまず教えてください。

んーめちゃくちゃ難しい質問ですね(笑)。

音楽自体は小学生ぐらいから歌うのが好きで、聴いてもいたし歌ってもいました。HIP HOPに関していえば中学生の頃に先輩が爆音スピーカーで流していた NITRO MICROPHONE UNDERGROUNDさんの『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』を聴いてHIP HOPをHIP HOPとして認識しました。「こんな音楽あんだ、やべえな」って。

 
——それから自分でもラップをやることになった経緯は?

高校生になりたての時に5lackさんを聴いてからどっぷりHIP HOPが好きになって、それからラップはしてはいたんですが友達とサイファーとかしかしていなくて。その頃は趣味程度でやってた感じですね

それで仕事でサイファーとかもできないし遊びにもいけない毎日を送っていた時に、ある日、友達から「集まったりもできないからSkypeで暇潰しがてらラップしようぜ!」って誘ってもらって入ったSkypeに、今自分がいる夜猫族のnomaがたまたまいたんです。

「こいつめちゃくちゃラップかっけえな!」ってのが最初の印象でした。そこから連絡取り合うようになって。nomaの楽曲を聴いた時はほんと衝撃を受けましたね(笑)。

まあそこからそんなこんなで一緒に曲を作ったりして、夜猫族に誘ってもらって今にいたります。


【Who's NXT】 tip jam

 
——現在は都内で活動していますか?

そうですね。東京でのソロや夜猫族でのライブ活動がメインですね。

 
——最新作を教えてください。

1st EP『JAAM』を先日リリースしました。音楽活動を始めて約1年たったら出そうと決めていて、tip jamとしての自己紹介的なEPになってます。

producerにはKUVIZM、rnose、Pri2mさんに参加していただいてます。

楽曲についての詳しくは、実際に聴いてもらって感じてもらえると嬉しいです。


tip jam JAAM
EP『JAAM』ジャケ

 
——先日はnomaさんとも作品をリリースされていましたね?

そうですね、先ほど紹介させて頂いた『JAAM』ともあわせて、8月3日にリリースしたnomaとのジョイントEP『ARP .1』もぜひ聴いて欲しいです。

正直、「今のシーン、他にこんなのあった?」っていうぐらいのEPに仕上がってると思うんで。


【Who's NXT】 tip jam
noma & tip jam

【Who's NXT】 tip jam
EP『ARP .1』ジャケ

noma x tip jam – Rolling Stone (Prod. KUVIZM)

 
——楽曲の制作は普段どのようにされていますか?

けっこうまちまちなんですよね。

ソロ曲なんかは大体一人で部屋にこもって、ひたすらリリックを書いては録ってを繰り返していて、デモができたらnomaの所で本チャンのRECをします。

一方で、さっき言ったnomaとの『ARP .1』を作ったときは全然違くて。nomaの家によく遊びに行くんですけど、nomaも自分も2人ともゲームだったりそういう普通の遊びを全然しないんで、「なんか暇だし曲作んね?」ぐらいのノリで始まって。それで、その場でトラック決めてリリック書いて作ったり。そういう風に出来上がる曲もけっこう多いです(笑)。

 
——ご自身では自分のどういったところが特徴的だと思いますか?

まぁ、人それぞれ好きに感じてもらえれたらと思うし、聴いてちょっとでも気に入ってくれたら、これから発表していく曲もきっと気に入ると思います。ライブにも来てもらえたら嬉しいですね。

 
——tip jamさんはどういったアーティストに影響を受けてきましたか?

まずは、Bill Evans。jazzを好きになるきっかけをくれた人です。

そして、5lack(S.L.A.C.K.)さん。さっきも言ったけど、自分が高校生に入ったくらいに初めて聴いて、HIP HOPを「1番好きな音楽だ」と思わせてくれた人です。今でもほぼ毎日聴きます。

最後は、906 / Nine-O-Sixさんです。『Nine-O-Six’s Pizza』ってアルバムがあるんですけど、その作品に出会った時にもう笑顔が止まりませんでした。

 
——tip jamさんが音楽活動をするにあたって意識していることはありますか?

幸せだって感じる時も不幸だって感じる時も、音に変えていけたらが理想的ですかね。

常に途中なんで、日々成長していきたいです。

 
——今のシーンに対して、感じることはありますか?

ある日の夕方、犬の散歩をしてると同じアパートの子供達が家の前でキャッチボールしてて、その中の1人が急に近づいてきて「触ってもいいですか?」って言われたから犬のことだと思い「目悪いから下からゆっくりならいいよ」って言ったら「??…はいっ!」って腕のtatooを下からゆっくり撫でてきてビックリしたんですよね。


【Who's NXT】 tip jam

 
—— …(苦笑) 今後の活動の展望や予定は?

今後もコンスタントに作品を出していきますので、よろしくお願いします。

 
——最後にメッセージを。

luv。


【Who's NXT】 tip jam

 

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【Whos NXT】 tip jam

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