Rommy Montana インタビュー ヒット曲を次々に生み出すプロデューサーで、人気ヒップホップチャンネル 03- Performanceのファウンダーでもある次世代シーンのキーパーソンが語るクリエイティビティ
視聴者と成長ストーリーを共有
——海外から反応のあった7「SEVEN ELEVEN」、Jin Dogg「Put in Work」のフッド感、Lunv Loyal「高所恐怖症」のヘリポートも印象的でした。「高所恐怖症」ではSEEDAさんも出てましたし、最近だとNORIKIYOさんも登場して、03- Performanceの幅がさらに広がってきた気がします。
毎回有名な人を出すつもりはないんですけど、このチャンネルをみんなで育てているっていう感覚をリスナーや視聴者に感じてほしいんです。まだ知られてないかっこいいアーティストが出てバズったりして、“俺は03を最初から知ってるよ”みたいな人もたくさんいると思うし、そういう流れの中で“こんな有名なアーティストも出るようになったんだ”って、03がだんだんデカくなっていく成長ストーリーを一緒に体験してほしいなっていう思いがあって。
——なるほど、そういう体験を共有しているからこそ、03- Performanceは他のものと比べてコメント欄を見てもヘッズからの信頼が厚いんですね。
それは本当に感じています。他のパフォーマンス動画は単純にアーティストを見にくる感じだったりすると思うんですけど、03は“03だから見に来てくれる”っていう視聴者の方がかなり多くて、日本のヘッズの熱さを感じるし本当に嬉しいです。
——ファンの方とコミュニケーションする機会はありますか?
不定期ですけど、2、3ヶ月に1回、03のインスタライブを行っていて、その時にコミュニケーションをとることはあります。動画の感想や、あのラッパー好きだから出してとか、自分の曲イケてるんで聴いてくださいとか、色んなコメントが届いて楽しいですね。
——最近で特にヘッズの熱量を感じたビデオはどれでしたか?
最近だとやっぱりralphくんの「Get Back」ですね。あれは撮影が過去一番大変でした。ライブ前とライブ中も撮っていて、ライブ前にカメラを設置して3カメで撮ったんですけど、オープンしてralphくんのライブまで3、4時間ずっと三脚を抑えながら待機してたという。
——それはタフな現場ですね。
でもその苦労がめっちゃ報われる本当に熱いビデオになったと思います。