ピラフ星人が10月1日にリリースした楽曲「ピラピー」がSNSで人気曲をランクするチャート「バイラルトップ50 – 日本」で上位にチャートインしています。同曲は10月14日に同チャートに6位初登場して以来トップ10内をキープ。Spotify Chartsで確認すると、10月21日時点では5位に位置しています。
 

 
ラッパー/ヒップホップMCとして、そしてTikTokやYouTubeといったフィールドでもアクティブに活動するピラフ星人は、2023年にYouTubeチャンネルおよびTikTokアカウントを開設し活動を開始、わずか1年ほどでフォロワー10万人を超える急成長を遂げました。

ラッパー/ヒップホップMCのキャリアとしては、2023年10月にMCバトル参戦以降、ショート動画をメインにSKRYU, WAZGOGG, Fuma no KTRのヒットソング「How Many Boogie」のビートにのせ様々なラッパーやインフルエンサーとのアクティブなコラボや企画動画で知名度を獲得し、中でも2024年3月7日に公開された「日本一接客態度悪い店にラップバトル仕掛けに行った結果、、、」というショート動画は大きな注目を集めました。2024年3月17日には、1stシングル「高菜チャーハン」をリリース（ピラフ星人は以前MCバトルで「高菜チャーハン」と呼ばれたことも）。自身を「ネタラッパー」と称しつつ、スキルを感じさせる即興ラップでヘッズのアテンションを引き、角付きのキャップとサングラスをトレードマークにその存在感を増し続けています。そのYouTubeチャンネルの登録者数は約17.8万人、TikTokのフォロワー数は40万人を突破しています（2024年10月23日時点）。

ピラフ星人「高菜チャーハン」

 
また、ピラフ星人はピーナッツくんと楽曲を作ることが夢と公言。この夢を実現するためMCバトルを控え楽曲制作に注力する意向も示しています。先方へはいわゆる鳩行為を控えるようSNSで呼びかけるなど、迷惑のかかることを懸念しピーナッツくんへのリスペクトを垣間見せています。ピーナッツくんは、アーティスト活動ではnerdwicthkomugichanやlilbesh ramko、hirihiri、Automatic、Joint Beauty、valknee、wood pure luvheartなど様々なアーティストとリレーションしながら楽曲を制作し、大規模ヒップホップフェスのPOPYOURSにも出演を果たすなど今やシーンで抜群の知名度を誇っていますが、一方でもともとVTuberとしてファニーな活動をしています。そのピーナッツくんと、賛否両論巻き込みながらTikTokのトレンドにフォーカスしたポップなムーブを見せるピラフ星人とが関わるのかどうか、そんな気になる演出やSNSのアルゴリズムをハックした情報発信マナー、雰囲気の醸成に長けているところも令和時代に登場したピラフ星人の特徴と言えるでしょう。

そして、今回バイラルヒットしている「ピラピー」はまさにそのピーナッツくんへの一方的な想いを歌った楽曲となっています。恐らくピラフ星人の「ピラ」とピーナッツくんの「ピー」を合わせたであろうタイトル「ピラピー」。リリックでは、ピーナッツくんはもちろん、ぽんぽこ、兄ぽこ、チャンチョなどピーナッツくん関連のネームをドロップ。ダンサブルなビートで耳に残るキャッチーなフックを持つ「ピラピー」は、手を合わせ上に突き上げはじまるピラフ星人自身の振り付け動画からTikTokでは楽曲を使用したダンス動画が大量に作成されており（2024年10月23日時点で25.5K本）、TikTok楽曲チャート「トップ50」では2位にチャートインしています。

@pilafalien 新曲”ピラピー”配信開始🥜 思ってるより難しいから皆踊ってみて😎 振り付けありがとうございました🙏🏻 @$HOR1 WINBOY⭐️ #おすすめにのりたい #ピラフ星人 #ピラピー ♬ オリジナル楽曲 – ピラフ星人

ピラフ星人「ピラピー」

 
MCバトルの現場とSNS、オフラインとオンラインを行き来しながらそれぞれのシーンを最大限に活用し、わずか2作のシングルリリースにもかかわらず若い世代を魅了、楽曲をヒットさせているピラフ星人。ゴルフの腕前含め、素性も気になるピラフ星人の今後の動向に引き続き注目が集まっています。

 
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