Ámina、新曲「Aubergines」リリース クラシックR&Bへの愛情と現在進行形のビート感覚が交差
Áminaがシングル「Aubergines」をリリースした。
Áminaは、日本とスーダンにルーツを持ち、東京を拠点に活動するR&Bシンガー。クリエイティブレーベル〈w.a.u〉に所属し、ブラックミュージック特有のリズム感やスキャットなどを織り込んだ歌唱法を軸に、UKロックに影響を受けたボーカルスタイルを織り交ぜた唯一無二の歌声を有している。
本作は、90年代Slow Jamや00年代R&Bの艶やかな音像に、ドリル以降のビート感覚を融合させたミッドテンポトラック。プロデュースは01sailが担当した。滑らかなコードワークや浮遊感のあるシンセ、ドラマティックな展開を持ちながらも、ビートは現代的な低域感覚によって再構築されている。タイトに刻まれるリズムと重く沈み込むベースラインが、クラシックR&Bのロマンティシズムに鋭い緊張感を与えている点が特徴的だ。甘美さと冷たさが同居するサウンドデザインが本作を象徴する要素となっている。
リリックのテーマとなるのは、欲望、依存、承認欲求、そして壊れた関係性。Áminaは感情的な混乱や裏切りを、単なるラブソングとしてではなく、現代的な人間関係に潜む空虚さとして描き出している。ボーカルは、囁くような繊細さと芯の強さを行き来しながら、楽曲全体にダークで濃密なムードを形成。クラシックR&Bへの深い愛情と現在進行形のビート感覚が交差する、退廃的で官能的な一曲に仕上がった。
