Spotify、次世代を担う音声コンテンツクリエイター支援拡充、クリエイター募集も開始
Spotifyは新たに総額1億円を拠出し次世代を担う国内音声コンテンツクリエイターを支援する「クリエイター・サポート・プログラム」を拡充するとともに、同プログラムを通じて創作活動を支援する第1期クリエイターの募集開始を発表した。
「クリエイター・サポート・プログラム」は、音声コンテンツクリエイターが魅力的な作品を制作し、リスナーを広げ、音声分野でキャリアを築くことを後押しする目的で、「発掘」「共有」「育成」の3つの軸での支援を掲げ、2021年1月にスタート。今回の拡充により、さらなる包括的かつ充実したサポート提供を行う。
具体的なサポートについては下記となっている。
- 再生回数やフォロワー数をはじめとするSpotify上でのデータに応じて、対象クリエイターの番組に月額3万円から100万円までの制作支援金を提供
- 番組の収録を目的とした「Spotify Studios Tokyo」(東京・渋谷)の優先利用権の提供
- ノウハウやナレッジの共有を目的としたオンラインセミナーの実施
- クリエイター同士が集う交流イベントの定期的な開催
- リスナーとのコミュニティ形成を目的にしたイベントの運営サポート
サポート対象は、ポッドキャスト分野で国内初のアワードとなる「Japan Podcast Awards」内に設立された「Spotify NEXT クリエイター賞」の受賞者や、Spotifyが展開するポッドキャストクリエイター養成プログラム「Sound Up」の受講経験者、さらにはSpotifyが提供する音声配信プラットフォーム「Anchor」で番組を配信するクリエイターから個人・法人を問わず応募を募り、Spotify内での選考を経て決定する。
スポティファイジャパン株式会社 音声コンテンツ事業統括 西ちえこ コメント
「Spotifyは2019年より本格的に音声事業に取り組んでおります。日本でも『クリエイター・サポート・プログラム』などのクリエイター支援を通じ、コンテンツの多様性を推し進め、ポッドキャストに興味をもっていただくきっかけをリスナーに提案してきました。今回の拡充によってより包括的で充実した支援を提供することで、彼らが新たな創作に挑み、これまでにない革新的なコンテンツを生み出す一助になれましたら幸いです」
「クリエイター・サポート・プログラム」への応募概要は下記の通り。
2022年度 個人クリエイター向け応募概要
- 受付期間: 2022年1月27日〜2022年9月末
- 募集対象: Spotifyが提供する音声配信プラットフォーム「Anchor」で番組を配信し、5,000人以上のリスナーを持つ、またはソーシャルメディアで5,000人以上のフォロワーを持つクリエイター
- 応募方法: 指定フォームより応募 → https://spoti.fi/IndividualCreators
2022年度 法人企業向け応募概要
- 受付期間: 2022年1月27日〜2022年9月末
- 募集対象: 新しい番組のアイデアを保有し、Spotifyが提供する音声コンテンツ配信プラットフォームのAnchorで番組の配信を検討している法人利用者
- 応募方法: 指定フォームより応募 → https://spoti.fi/Corporations