源治麿インタビュー | “チー牛でも上手けりゃA5” ― 「Piledriver」「To Con」が連続ヒット 2007年生まれの異才が放つ、冷笑の時代へ向けたカウンター
「チー牛でも上手けりゃA5」「身体に必要ない刺青 心だけで充分B系」──今年、「Piledriver」と「To Con」の爆発的なバイラルヒットによって、一躍その名を広めた2007年生まれのラッパー、源治麿(みなもと おさまろ)。10代後半の彼が紡ぐ、喜怒哀楽が入り混じるリアルな言葉は、瞬く間に多くのリスナーの心を射抜いた。さらに、自身のルーツを反映したセオリーに捉われないビートへのアプローチは、楽曲のポップネスをより強固なものにしている。初のロングインタビューとなる今回は、King Gnuから始まった音楽的初期衝動、ネットの「冷笑」に対するアンサー、そしてヒットの裏側にあるエピソードまで、彼の現在地を解き明かす。
取材・文 : Jiro Honda
King Gnuとの出会い、「俺でもいける」と始めた14歳の初期衝動
──源治麿さんがどういう風に音楽と出会い、活動をはじめたのか、そのバックグラウンドからお伺いさせてください。
音楽自体は、小さい頃からずっと好きでした。4歳か5歳の頃、保育園の送り迎えがおじいちゃんの車だったんですけど、そこで流れていた曲をよく一緒に歌っていましたね。平原綾香さんとか、よく耳にしていた記憶があります。あとは、父が山下達郎さんの大ファンで、家ですっごい大きい声で歌っていましたし、お姉ちゃんはいきものがかりさんが好きで。幼い頃は、そういういわゆるJ-POPの環境のなか育ちました。
──自分から能動的に音楽を聴くようになったきっかけは何だったのでしょうか。
それはもうKing Gnuさんですね。「白日」と「飛行艇」がリリースされたとき、「なんだこれは!」ってものすごい衝撃を受けて。音楽ってこんなにすごいんだって、本気で人生を変えられたアーティストです。アルバム『Tokyo Rendez-Vous』も最初に聴いた時、本当に「うわ、すげえな!」って。
──King Gnuにハマっていくなかで、自分でも音楽を作ってみようと?
そうですね。YouTubeを漁っていたら、スマホでGarageBandを使ってKing Gnuさんの曲を耳コピで再現している方の動画を見つけたんです。King Gnuさんって、バンドとしては4人構成じゃないですか。でも当時の僕はベースが何かも分かっていない状態だったし、どう聴いても4つ以上の音が鳴っているから「一体どうなっているんだ?」と思っていて。その動画でトラックを1つずつ作っていく工程を見たときに、「あ、こういう構造なんだ、なるほど」って理解できたんです。それで、「ワンチャン俺でもいけるかな?」と思って。
結局、一般的な音楽にはドラムやベース、コード進行っていういわゆるフォーマットがあるじゃないですか。それを知って「音楽制作ってこれだけ理論立てられているなら俺でもできるぞ」と。それで14歳のときに自分もスマホにGarageBandをダウンロードして、とりあえず1曲作りました。当時の僕にとっては大きな挑戦でしたね。
──その記念すべき最初の楽曲は、どうしたんですか?
僕としては、曲ができたらとにかくYouTubeに上げようって決めていたんです。2019年頃にはもう、音楽はMVがあってYouTubeで聴くものだっていう感覚が当たり前にあったので、「YouTubeに曲を上げちゃえば、それはもうミュージシャンだろ」と思って。ドミナントコードだけで作った曲を上げたんですけど、今思うと本当に恥ずかしい(笑)。もう消しちゃいましたけど。
──そこからどうやってスキルを磨いていったのでしょうか?
最初は1音1音打ち込んで、リズムも自分なりに研究して、歌詞のないインスト曲をたくさん作っていたんですけど、ある日、スマホのイヤホンマイクを使えば自分の声を録音できることに気づいて。「じゃあ、歌のある曲を作ってみよう」と、歌詞を書いて試行錯誤を繰り返しました。
dodoに示されたヒップホップへの道
──初期の楽曲は、今のようなスタイルではなかった?
全然違いました。King Gnuさんから入っているので、1人ですけどバンド構成っぽい曲とか、あとはEDM系、ボカロ系を作っていました。MARETUさんっていうダークな世界観のボカロPがすごく好きで、ボカロ特有のロックとEDMの真ん中にあるようなサウンドに惹かれて、その系統で作っていましたね。あと、GarageBandってギターがどうしても生のギターに比べるとちょっと物足りなくて。僕は楽器が弾けないので、それならギターを抜いて、プラック系やEDMのシンセに寄せていこうと。
そこからヒップホップに転向したのは2022年、dodoさんのアルバム『again』を聴いたことがきっかけです。それまでもMCバトル自体はYouTubeでよく見ていたんです。でも、dodoさんの音源を聴いたときに、「バトルとは全然違う、ヒップホップってこんなにすごいんだ」って感動して。バトルで8小節をハメ合うより、1人のラッパーが何小節も使って言いたいことを言っているラップの方が、僕のやりたい表現に近かったし、しっくりきたんです。性格的にもそっちの方が向いてるっていうのもありますけど(笑)。
──時間をかけて自分なりの表現を作り上げていく。
ただ、King Gnuさんと違って、dodoさんのトラックがどういう風に構成されているのか、探しても全然分からなくて。そこで無知ゆえに編み出したのが「J-POPやボカロのサウンド感のままで、ヒップホップをやろう」というアプローチでした。だから僕の曲って、コード進行がポップス寄りなんです。「Piledriver」も「4・5・3・6」っていう王道のコード進行を使っていますし、コアなヒップホップファンから見たら「ヒップホップならワンコードでやれよ」って叩かれてもおかしくないんですけど(笑)。
──だからこそ耳馴染みの良いキャッチーさにつながっている面はありますよね。ちなみに、源治麿さんの作品ではXL-Whirlという名義も目にするのですが。
XL-Whirlというのはクルーのような位置づけなんです。メンバーは主に僕とノミナルしかいないんですけど(笑)。元々、物語や小説といったモノ作りが好きで、高校でも文芸部に入っていました。中学時代から小説を書いていたときのペンネームが、この「源治麿」だったんです。つまり、「クリエイター・源治麿」という作家名が先に存在していて、それを包含するクルー名としてXL-Whirlがある。そしてミュージシャンとして本格的に活動するってなったときに、名義を分けるのがめんどくさいからそのままセットにした、という経緯です。なので、今でもYouTubeのアカウント名は「源治麿 / XL-Whirl」になっています。
──ノミナルさんとはどういう繋がりなんでしょうか?
ノミナルは小学校からの友達で、受験が終わった直後に僕らの世代はコロナ禍に突入してしまって。お互いに同級生が1人もいない環境だったから、その後も2人で会って遊んでいたんです。そんななかで、僕がXL-Whirlという計画を立てたときに、彼が一緒に乗っかる形になりました。元々は地元の友達6人くらいで集まっていたんですけど、自然と僕とノミナルの2人だけが残った。ノミナルはヒップホップにめっちゃ詳しくて、何でも僕に教えてくれる存在でもあります。
あ、他の4人も、今の僕のライブには遊びに来てくれます。本人たちは自分がXL-Whirlだったことなんて全く覚えてないと思いますけど(笑)。
──そのノミナルさんがMVを撮っている?
そうです。僕が「Unknown Lover」っていう曲を作ったとき、それまで僕は顔出しをしたくなかったのもあって静止画のビジュアライザーで曲を上げていたんです。でもノミナルはその前からずっと「MVを撮らないとバズるわけねえだろ」って言っていて。そしたらある日、彼が急に「味噌ラーメンを奢るから、MVを撮らせてくれ」って言ってきて、1,000円の味噌ラーメンを奢ってもらって(笑)。それで、食べてしまったからには撮らなきゃいけないから、多摩川の河川敷で初めてMVを撮影しました。それをYouTubeに上げたら、それまで100再生とかだったのが一気に500再生くらいまで伸びたんです。小さな伸びでしたけど、「あ、やっぱりMVって大事なんだな」って、そのとき実感しました。そこから二人三脚でMVを撮るようになって。
──あの独特な空気感のMVは、どうやって撮影されているんですか?
MVと言うのもお恥ずかしいくらいで、2〜3分の曲のMVをだいたい10分くらいで撮り終えています(笑)。2テイクしかしないんですよ。まずノミナルがカメラを持って、適当に暴れる僕を追いかけて1テイク。で、画角を変えてもう1テイク撮って終了。いつも移動時間の方が長いです。行き帰りだけで撮影の倍くらいかかってる(笑)。そして、お分かりの通り、雰囲気はdodoさんのMVみたいにしようっていうのは最初にありました。
「Piledriver」の大爆発
──そうして「Piledriver」がノミナルさんと作ったMVをきっかけに、大きなバイラルを起こしました。その時の状況を振り返っていただけますか。
「Piledriver」を投稿したのは、高校3年生の最後の修了式の日でした。あとは卒業式を残すのみ、というタイミングです。その翌々日の日曜日、当時フォロワーが50人くらいしかいなかった僕のTikTokアカウントに、縦動画をポンと載せたんです。そしたら、なんかちょっと伸びていて。「1万再生くらいはいきそうだな」と思って、ノミナルの家に行って「ちょっと見てよ、伸びてるぜ」ってスマホの画面を更新していたんです。そしたら、画面を更新するたびに、さっきまで1万だったのが、一気に4万再生とかになっていって。「エグいな……」って。嬉しいというより2人でひいていました(笑)。
──そこから他のSNSにも波及していった?
はい。Instagramのリールも伸びて、YouTubeのショートも伸びて。最後はYouTubeのフル動画が伸び始めました。最終的にはYouTubeのハイプランキングの8位までいったのかな。今では100万再生を超えています。そうなってくるとちょっと冗談じゃなくなってきたな、と恐怖すらありました。TikTokのフォロワーも、50人だったのが1ヶ月もしないうちに1万人を超えて、本当にびっくりしました。
──そもそも「Piledriver」自体は、どういうテーマで作られた楽曲だったのでしょうか。
パイルドライバーはプロレスの危険な大技の名前です。脳天から真っ逆さまに落とす技で、僕の好きなWWEという団体でも危なすぎて禁止されているくらいなんですけど、危険だからこそロマンがある。僕のなかで、あの曲のテーマは「自己中」なんです。僕は感情の起伏が激しくて、失敗したときは自分の人生の責任は自分にあるから、自己嫌悪で自分がめちゃくちゃ嫌いになる。でも、上手くいったときも自分のおかげ。常に「俺 対 俺」で戦っていて、自分自身にパイルドライバーをかけて脳天を砕いているような、そういう自己との葛藤のイメージから生まれた曲です。
ただ、正直に言うと、高校卒業のタイミングだったのもあって、「Piledriver」は繋ぎの曲という認識でした。
──これはバズるだろうという予感はなかった?
気合を入れた勝負の曲では全然なかったんです。僕もノミナルも、バズったときは「これが受けるの!?」ってびっくりして(笑)。「もっといい曲あるよな」って。でも逆に言えば、「Piledriver」でこれだけ跳ねたということは、やり方次第でもっといけるはずだっていう、1つの指標になりました。
バイラルを経験したからこそ生まれた「To Con」
──そして、そのバイラルを経て発表されたのが「To Con」ですね。「前作以降、身に降りかかってきた色々なことを自分なりに噛み砕いて制作した」とコメントされていましたが。
これは、まぁ、ちゃんとキレてる部分もありまして(笑)。アンチコメントとかを見ていて、正直、「うっせえ、馬鹿!」って思って書いた部分もあります。もちろん、ポジティブな意見もたくさん頂いて「俺、間違ってなかったんだな」という自信にもなりましたけど。それまでゼロだった自信が、1になった感覚はあります。
──「チー牛でも上手けりゃA5」という強烈なラインは、どうやって生まれたんでしょうか?
あれは、SNSでのアンチコメントに対して、僕が直接返信した言葉なんです。そしたらその返信にめちゃくちゃ「いいね」が付いて。それで「To Con」がバズって、あのアンチコメントどうなってるかなって見に行ったら、綺麗に消えてた(笑)。消すなら最初から残すなよって(笑)。
──リリックのなかに「勝手にしろ、冷笑」という言葉もありますが、源治麿さんにとってネットの「冷笑カルチャー」はどう映っていますか。
僕は、冷笑っていうスタンスが嫌いです。別に冷笑するなとは言わないし、僕自身も冷笑したくなるときもあります。ただ、「温度がない」のが嫌なんです。ネットの冷笑って、自分が傷つきたくないから、斜に構えて笑顔の仮面を取り繕っているように見える。その温度のなさが嫌で、「人を嫌うなら本気で、熱烈に嫌ってくれよ」と思う。だからこそ「うっせえ、馬鹿」って言っておきたかった。
あの「チー牛でも上手けりゃA5」のパートが一番TikTokとかで伸びているんですけど、あれはみんながなんとなく心の中で「冷笑ってだせえな」って思っていることを、僕が代弁したからバズったんだと思います。みんな心の中には熱さがあるんだなって。ラッパーにしかできないことって言葉を紡ぐ行為だと思うんで、自分のその部分がリスナーに評価されているんだとしたら、すごく嬉しいですね。
ただ、僕が思い描いている理想のパンチラインは、実はああいう感じでもなくて。
──源治麿さんの思う、理想のパンチラインとは?
代弁じゃなくて、「そういう考え方、視点もあったのか」って、聴き手に新しい”気づき”を与えられるようなリリックが、本当のパンチラインだと思っています。だから「To Con」のあの部分が一番ウケているのは、ありがたい反面、自分の理想とは少し違ったなという、新鮮な驚きでもありました。
──歌詞を書くときのモチベーションはどこから湧きますか?
感情が高ぶったとき、特に腹が立ったときや悔しいときですね。怒りとか、自己嫌悪とか、そういうネガティブな感情の振れ幅が大きいときにリリックが書けます。だから本当は、曲があんまり書けない方が、人間としては幸せなのかもしれない(笑)。僕のなかでの喜怒哀楽のパラメーターとして、怒りの沸点が一番低いから、そこがフックになって言葉がバーっと出てくるんだと思います。
コラボしたいプロデューサー、ラッパー
──ビート、トラックにおいてはどういったサウンドが好みですか?
ジャンルうんぬんよりも、感情やメッセージ性が見えるトラックが好きです。トラックそのものが、内側から何かを訴えかけてくるようなもの。KMさんのトラックなんかは、まさにそうですよね。例えば、AOTOさんの「火」という曲も、KMさんの感情のあるビートと、AOTOさんの熱量が完璧にマッチしたからこそ、あれだけ人の心に刺さったんだと思います。トラックそのものにジャンルを超越したエネルギーがあるものが好きですね。
──一緒に制作したいプロデューサーやビートメイカーはいますか?
それこそKMさんをはじめ、数えきれないくらいたくさんいますけど、D3adStockさんは本当にかっこいいなと思います。彼らのように、トラック単体でも圧倒的な個性とメッセージ性があるプロデューサーと一緒に曲を作れたら、アーティストとしてもっと良い作品が作れるんじゃないかと思っています。なので、これを見ているビートメイカー、プロデューサーの方は、ぜひご一緒させてください。自分で作るのには限界も感じていて…… 本気で待っています。
──コラボレーションしてみたいアーティストやラッパーについてはいかがですか?
やっぱりdodoさんとコラボレーションしたいっていう気持ちはずっとあります。初めて聴いたときからずっと思っていることで。でも多分、今dodoさんとコラボしちゃったら、いろいろなものが満たされちゃう気がして。だから、今はまだその段階ではないのかな、と。ただ、客演として誰かを呼んだり、逆に呼ばれたりっていう動きはこれからどんどんやっていきたいです。
──ちなみに、dodoさんとはすでに面識がありますか?
少し前に、dodoさんのTikTokライブを僕がイチ視聴者として見ていたら、僕のことに言及してくださって、なんというか、存在自体は届いているみたいです(笑)。
dodoさんは本当にすごいんですよ。当たり前ですけど、今でもたくさんのリスナーを抱えていらっしゃるし、曲を出せばチャートインする。それに、これまでのヒット曲に加えて、今リリースするどの曲もクオリティが素晴らしくて。そして何より、アーティストとしての一貫性がずっとブレない。そこは本当に尊敬しています。そういう一貫性は、僕自身もすごく大切にしていきたい部分です。
──界隈から「源治麿はdodoっぽいよね」と言われることに関しては、率直にどう感じていますか?
いや、それはdodoさんに対して申し訳ないなと思います(笑)。ただ、僕自身としてはそう言われることに対して、嫌だとかそういうのは全然なくて。嬉しいというか…… 事実、そう言われるだろうなって自分でも自覚しています。というのも、さっきお話したように、ノミナルと最初にMVを撮り始めるとき、まさに「dodoさんっぽくしよう」っていう話からスタートしていますから。
葛藤を抱える人々へ
──また、リスナーのコメントを見ていると、RAPSTARとはまた違うやり方で上がっていってほしいというような声も少なからずありますが、その辺りはどう捉えていますか?
でも、やっぱりRAPSTARには出た方がいいってずっと思っていますし、実際に毎年応募しているんです。今以上に、自分の人生をガラッと変えられるチャンスがそこにはあると思っているので。リスナーに自分の存在を届けるという意味でも、今の日本の音楽シーンにおいて、RAPSTARは間違いなく最もデカい成り上がりのチャンスだと思っています。
あと、何よりRAPSTARで勝ち残ったラッパーってやっぱり単純にめちゃくちゃかっこいいんですよ。だから、RAPSTARへの憧れみたいなものは、僕のなかにずっとあります。
──今回の一連のバイラルヒットを経てマインドの変化はありましたか?
街でも普通に声をかけられるようになって、広まった実感はあります。その反面、これは一過性のトレンドの部分もあるなと自覚しているので、本当にここからがスタートだなと。これまでは再生数とか数字の面ではずっと底辺だったんですけど(笑)、やっとアーティストらしい数字がついてきはじめた。じゃあ、今度はリリックやスキル、自分の中身がこの規模にふさわしいものとして追いついているかと言われたら、まだまだ全然足りない。色々言われますけど、それは自分自身が一番理解していますし、ここからが本当の勝負です。
あと、ライブですね。僕は本当にライブが下手なので、もっと上手くなりたい。トラックメイクも含めて、まだまだ成長の余地が無限にあると思っています。
──では最後に、源治麿さんの楽曲に共鳴・共感し、励まされているリスナーの方々に向けて、メッセージをお願いします。
僕自身、葛藤する側の人間なので、なにも偉そうなことは言えないんですけど…… 世の中には「答えの出ない悩みを抱えるのは無駄だ」って言う大人や人間もいるじゃないですか。「それって意味ないじゃん」って。でも、世の中のすべてのことって、突き詰めれば全部意味なんてないと思うんです。
その、一見「意味がない」と思える物事に対して、悩み、こだわり、自分なりの価値を見出そうとすること。それ自体が、その人の「価値」になるんだと僕は思っています。だから、悩むことや葛藤することは、決して悪いことじゃない。むしろ、すごく大きな意味で、人生を豊かにするために必要な時間。だから、悩むことから逃げない方がいいと思うし、思考を諦めないでほしい。その葛藤の最中に、僕の曲が何か1つのヒントや、寄り添うものになれているのだとしたら、表現者としてこれ以上の喜びはありません。これからも、一緒にたくさん悩んで生きていきましょう。

新曲「Dad Blood」7月15日配信リリース
https://linkco.re/RncarMc5
源治麿
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