10代向けクリエイティブの学び舎『GAKU』で、新特別授業「Beyond the Music」11月末から開講

2020.11.13

中高生を中心とする10代の若者たちのための新たなクエイティヴの学び舎『GAKU』において特別授業「Beyond the Music」が11月29日から開講する。

現在『GAKU』では、中学生、高校生向けでヒップホップの楽曲制作から配信、プロモーションまでを学べる講座「Beat, Flow and Promotion」の授業が進められているが、今回のWEGOとManhattan Recordsの2社協賛特別授業となる「Beyond the Music」は、毎回ゲストスピーカーを迎え全6回の授業を約半年間にわたり展開していく。

総合ディレクションおよび全編司会を務めるのはWONKやmillenium paradeで活動する江﨑文武。各回のゲストには、石若駿や井上幹、ermhoi、額田大志、細井美裕などが予定されている。


10代向けクリエイティブの学び舎『GAKU』で、新特別授業「Beyond the Music」11月末開講

「GAKU:Beyond the Music」とは
 
Beyond the Music は、音楽を志す/ あるいは音楽に関心のある受講生に対し、音楽を通じて、言語、文化、歴史、物理、民族、テクノロジーといった、他の領域への学びを深める試みです。
 
今日、音楽を取り巻く環境は急速に変化しています。CD ビジネスからデジタル配信・ストリーミングサービスへの移行、アジアのポピュラー音楽の欧米進出、あるいはアフリカのポピュラー音楽の隆盛、さらにはアーティストとBLM をはじめとする社会問題の関係まで。少し気を抜けばあっという間に時代の変化に取り残されてしまういま、アーティストはただ音楽をつくる・表現するだけではなく、こうした背景を理解することがますます重要になってきています。
 
それでは、そうした俯瞰的な視点を持つためにはどうすればいいのでしょうか。その答えの1つには「統合的に学ぶ」姿勢があると考えます。たとえば、音楽を「音波」として捉えると「物理学」との関わりが見えてきます。歌詞に目を向けると「言語学」との関わりが見えてきます。
 
本講義は、こうした統合的に学ぶ姿勢の獲得を1 つの到達点とし、音楽を軸に様々な学問領域を横断しながら展開する、オルタナティブな学びの場です。
 
Beyond the Music 総合ディレクター
江﨑 文武

 
現在生徒を募集しており、受講対象者は、音楽に関心のある中学生を中心とした10代。感染症対策のため実際の教室での参加者は15名程度に限定されるが、授業実施後にPodcastでの番組配信も行われる。初回授業の応募やその他詳細は、GAKU公式HPのクラスページにて。

 
「Beyond the Music」クラスページ
https://gaku.school/class/beyond-the-music

この記事の執筆者

THE MAGAZINE

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