【Who’s NXT】9MA | New Young City所属 敏腕プロデューサーも注目する新進気鋭アーティスト

2024.8.2


9MA

9MA(クウマ)

2002年生まれ、東京都出身。17歳からバンド活動を開始し、ギター、ボーカルを担当。その後バンドの活動を休止すると同時にHIPHOPの世界へ。独自のメロディーを武器にSoundCloudへ楽曲を配信し始め、1st single「Memories」のDemo.verが人気HIPHOPグループBAD HOPのヒット曲「Life style」をはじめ、炒炒の「Night Dream」やKohh、Crystal Kayなどのプロデュースを行うGOLD DIGGA(ゴールドディガ)の目にとまり、同氏の全面プロデュースのもと本格的に活動を始める。

 
Who’s NXT : A series of interviews with featured artists
 


 
——音楽活動をのきっかけ

趣味でギターは触っていたものの、その時はプレイヤーとして音楽活動をしようとは思ってもいませんでした。そして17歳の冬に友達からバンドの誘いを受け、そこからは毎日のようにオリジナル曲を制作するためにメンバーと歌詞やメロディーを考える日々を送っていました。

それからしばらくしてそれぞれ自分の夢を叶えるために動いていく中で、バンド活動は休止となってしまい、当時20歳手前だった僕はそこでHIPHOPに出会います。出会ったというより“これがHIPHOP”と気づいたって感じでした。

それからHIPHOPへの熱も高くなり、ラッパーやDJ、ビートメイカーなど周りに誰もいない状況の中独学で動き始め、現在プロデュースしていただいてるGOLD DIGGAさんに声をかけていただき現在に至ります。

 
——現在主に活動しているシーン、地域

東京都を拠点に活動していますが、地方でもライブをさせていただくことがあります。

 
——直近でリリースされた作品

BAD HOPの「Life Style」をはじめ03- Performanceで話題となった炒炒の「Night Dream」などバイラルヒットはじめ、Yvng Patraの話題曲「City Flag」などを手がけていて、同じくNew Young City所属のGOLD DIGGAさんとSUSさんと共に制作した1st EP『Pain Away』です。5曲で構成された今作は今までの自分らしさも残しつつ新しいことにも挑戦したハイクオリティな作品に仕上がったと思います。

また、GOLD DIGGAさんと出会った頃からあたためていた楽曲も含まれており、その頃からEPをリリースしたいと言う話をさせていただいていたので、今回リリースできたことに喜びと同時に感謝の気持ちや達成感もありました。

1〜5曲目まで通して聴いても聞き応えのある作品になってると思いますが、その中でもお気に入りの曲は1曲目の「Broke Or Rich」です。この楽曲は地元を飛び出してから一発目に作った曲で、その時のありのままの自分をうまく表現できたかなと思っています。テキストで説明するよりも一語一句嘘偽りないリリックなので、楽曲を聴いて伝わるものがあれば嬉しく思います。

9MA「Pain Away」

9MA「Pain Away」

 
 
——楽曲の制作について

僕の場合、まずビートを決めて聞き込み、雰囲気やその時の自分の心境などをトピックにしています。そこからiPhoneと付属のイヤホンを使い宇宙語で歌い込み、いいメロディーやフローは残しておきつつ同時にリリックも考え完成に持っていくことが多いです。タイプビートで制作した場合はGOLD DIGGAさんにオリジナルビートを作っていただきさしかえてもらっています。

その後iPhoneでデモを制作し、いい楽曲ができた時は家の隣の建物にスタジオがある環境なので、そこでSUSさんにレコーディングしていただき、GOLD DIGGAさんにミックスとマスタリングをしていただいてます。いつも周りで音楽が鳴っていてアーティストの出入りも激しい環境なので、常に新しい刺激をもらっています。毎日泊まり込みで楽曲制作をしにアーティストの方々が来られるので、とても勉強になりますし毎日が新鮮です。

 
——まだ自分のことを知らない人にアーティストとしての特徴を伝えるとしたら

声、メロディーはもちろん、リリックの内容を含め自分にしか出せない音や言葉があると思っていますし、伝えられることがあると思っています。

 
——影響を受けたアーティスト

BAD HOPの方々です。はじめて聴いたHIPHOPもBAD HOPの方々の楽曲でした。先ほども言った通り、“これがHIPHOP”と気づいた頃に唯一聴いていたアーティストで、ラップを始めた頃から音楽や見せ方など今まで勉強させてもらっています。

 
——影響を受けた楽曲

正直選びきれないのが本音です。今回の1st EPに入っている「Promise」という曲のリリックにもある通り、 「痛みを癒してくれたあの曲の歌詞、みたく寄り添うと約束した友達」 と沢山の音楽に救われ、背中を押されてきた人間なので影響を受けた曲は沢山あります。だからこそ自分だけが吐き出せる言葉があると思うし、誰かに寄り添えているとはじめて実感した時は音楽をやっててよかったなと思います。

 
——音楽活動をする上で、心がけていること

自分が体験してきたことや思っていることじゃないとうまくリリックに落とし込めないので、普段感じたことをメモして、いつでも場面ごとの自分を引き出せるように意識しています。そこだけは始めた時からずっと心がけていて、本気でやっている物は全て妥協しないようにしています。その上で自分の楽曲が多くの人に届き、寄り添えたら嬉しいです。また、これからどんどん新しいことに挑戦していくためにも音楽の最新情報はチェックしたり共有してもらったりしてます。

 
——音楽活動をする上で、共感できるアーティスト、リスペクトするアーティスト

よくスタジオにいるプロデューサーのGOLD DIGGAさん、SUSさんなど、身内の音楽関係者は全員リスペクトしていますし、切磋琢磨できるライバルだと思っています。

 
——今後の予定や展望

今後リリースしていく作品でリリースパーティーなどできたらと思っています。また、客演での曲やイベントの出演情報などまだまだ発表してないことが沢山あるので
今後の自分や所属しているNew Young Cityの動きをぜひチェックしていただけると嬉しいです。

最後になりますが、8月11日HIPHOPの日には、「PARK ATTACK」というイベントに僕の所属するNew Young Cityが出演します、メンバーの発表などこれから沢山の情報が解禁されるようなので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです


PARK ATTACK

PARK ATTACK

 
 
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この記事の執筆者

Coming Freshers

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