静岡磐田発の多国籍HIPHOPクルーGREEN KIDS、13年間の思い詰まった1stアルバム『CONCRETE GREEN』リリース

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2025.6.13
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GREEN KIDSがアルバム『CONCRETE GREEN』をリリースした。

2013年、静岡県磐田市に位置する東新町団地にて、日本人、ペルー人、ブラジル人が混合する日々の生活の中で自然に集まる場所「集会所前」での遊びから始まったフリースタイルがきっかけとなり生まれたHIPHOPクルー・GREEN KIDS。ラップや言動は地元を中心に注目されはじめ、彼らも次第に音楽に対し真剣に向き合うようになった。2018年11月に公開された「E.N.T」のMVは50万回再生を突破し、2023年2月にはDJ KANJIとのコラボシングル「In Da Club (feat. ACHA, Flight-A, Swag-A, Crazy-K & BARCO)」も話題を呼ぶ。

当初多くのメンバーで結成されたが彼らだが、度重なるトラブルや方向性の違い、あるいは強制送還により、現在のメンバーはラッパーのACHA、BARCO、Crazy-K、Flight-A、Swag-A、DJ/プロデューサーのDJ PIG、プロデューサーのRhean、フロントマネージャーのVini、マネージャーのTakeshiの9名となっている。様々の困難も乗り越えながらも歌い続けた彼らのラップには、リアリティーがあふれている。

長い活動を経てようやく完成した1stアルバムとなる本作には、シングルリリースされていた「AGEASHI (feat. Flight-A, Crazy-K, BARCO, Swag-A & ACHA)」や前述の「In Da Club」、dubby bunnyプロデュースの「Block Party (feat. BARCO, Flight-A, Swag-A, Crazy-K & ACHA)」などを含む全16曲を収録。彼らの言葉の背景にあるアイデンティティや想い、血と骨、そして積み重ねたスキルと情熱を感じさせるリリックが詰め込まれている。

 

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