nqrse、初のデジタルリリースソロ作品がバイラルチャートイン Spotifyマンスリーリスナー数も約600倍に【Independent Goes Viral】

2021.9.15

どんなアーティストも、ヒットを手にするチャンスが訪れる時代となりました。日本のSNSで今一番話題の曲をランキングで発表するSpotify Japan「バイラルトップ 50」には、全くの無名のアーティストや大きなプロモーションをしていないにも関わらずSNSを起点にチャートインするアーティストが続出。その後さらにスケールアップしていくといったケースも珍しくありません。「Independent Goes Viral」ではそんな未知の可能性を秘めたインディペンデントなバイラルチャート新登場アーティストにいち早くフォーカスしていきます。

 
今回紹介するのは、2021年8月18日にバイラルチャート15位に初登場し9月14日現在も引き続きチャートインしているnqrse(なるせ)の「泡沫の夜」です。


Spotify「バイラルトップ50 – 日本」初チャートイン時の画像 (via Spotify)
Spotify「バイラルトップ50 – 日本」初チャートイン時の画像 (via Spotify)

nqrse、初のデジタルリリースソロ作品がバイラルチャートイン Spotifyマンスリーリスナー数も約300倍に

nqrse「泡沫の夜」各配信ストア : https://linkco.re/DDqCzrmg

 
2021年7月24日にリリースされた「泡沫の夜」は、バイラルチャートのほかにも、7月25日のiTunes Store J-Pop トップソング 日本で8位、iTunes Store ミュージック トップソング 日本で20位、LINE MUSIC TOP100 日本で33位を記録。さらに同日のiTunes Store J-Pop トップソング 台湾で3位となっていました。YouTubeのチャンネル登録者の傾向も日本に続き、アメリカや台湾、インドネシア、タイなどの割合も高くアジアを中心に国内外での人気が高いことがわかります。

nqrseはニコニコ動画を中心に活動していた歌い手。ラップを取り入れたスタイルで、ニコニコ動画で新ジャンルを開拓しました。2013年3月23日にニコニコ動画にオリジナル曲「Emotional」を投稿し活動開始。

 
2016年には夏代孝明との共作EP『夏コミ落としました』を発売し、その後も「NEGATIVE」や「Will O Wisp」をフィジカルリリースしていました。歌い手仲間の楽曲やライブに出演することも多く、まふまふ主催の「ひきこもりでもフェスがしたい!」にも出演しており、さいたまスーパーアリーナや幕張メッセ、西武ドームの舞台に立ったこともあります。

 
そんなnqrseのソロ作品が初のデジタルリリースとなったのが7月24日に配信された「泡沫の夜」です。プロデューサーにポリスピカデリー、エンジニアにそらるをスタッフとして迎え制作された同楽曲。先行で7月10日にYouTubeにMVが投稿され、その後デジタル解禁をする流れでリリースされました。

 
今回のデジタルリリースはファンにとって待望だったようで、リスナー数の急激な伸びがバイラルチャートインに貢献したと考えています。Spotifyではリリース日から翌日にかけて約1,000人以上フォロワーが増え、リリース前は4,000人だったフォロワーが現在では1万人を越えていました。さらに、Spotifyマンスリーリスナーも配信楽曲が少ないこともあり「泡沫の夜」リリース前は約50人ほどでしたが、リリース後の現在では約3万人近く増えておりその人気が伺えます。先行で解禁されたMV再生回数も200万回を超え、人気コンテンツとなっています。もともとネット発のアーティストとして注目されていたこともあり、YouTubeやTwitterでも盛り上がりをみせていました。

また、「泡沫の夜」MVの概要欄にはインスト音源のURLが明記されており、UGCといったユーザー発信のコンテンツも展開しやすくなっています。これにより4人組歌い手グループ・クレノアや、しゅーずなどがカバー動画をYouTubeに投稿していました。

 
過去にはChinozo「グッバイ宣言」やKanaria「KING」も同じ方法でインスト音源を公開し、カバー動画を中心としたUGCが爆発的に増え楽曲が大ヒットした事例もあります。nqrseの「泡沫の夜」も引き続き、インスト音源を使用したUGCが増えていくかもしれません。

nqrseのソロオリジナル作品でデジタルリリースされているのは現在「泡沫の夜」のみですが、前述で記載したように楽曲配信を待ち望んているファンも多いように思えます。今後さらにソロ作品をデジタルリリースしていくのか、nqrseの動向に目が離せません。

データ参照元 : Chartmetric

 

nqrse
Twitter
Instagram
YouTube
TuneCore Japan

この記事の執筆者

aya/綾

株式会社arne / Webメディアで編集&ライターもやっています / 趣味→Spotify / 好き→焼肉 / エンタメマーケ勉強中

https://note.com/078aya