【コラム】kohamo 3rd EP『On my mind』― “君とあの子が繋げるかもしれないポップスの新星”

コラム・特集
2026.7.29
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“コンテンポラリーなバンド”を謳い、現代的なJ-POPを追求する大阪北摂発4人組バンドkohamoのEPを紹介します。良いので。

彼らは活動初年度から楽曲とパフォーマンスに注目が集まり、イナズマロックフェスや韓国の大型イベントにも出演経験があります。昨年の下半期辺りからでしょうか。音源制作の比重が高まり、コンスタントに新曲をリリース。

「コント」はUGC累計再生100万回を突破し、「Crush」はMUSIC AWARD JAPAN 2026にノミネート(学生クリエイター奨励賞 in association with 京都芸術大学)。今作の先行配信となった「School bag」もTikTokで2万いいね以上獲得しています。

 
そんなポップスで道を切り拓いているkohamoの、今が詰まった5曲入り最新EPが悪いわけないですよね。

ジャンルの定義がないのかあるのかは一旦置きますが、ロックって、やはりどこかライブハウスからの視点というか、アングラ感が楽曲に秘められていると感じます。それが刺さるのって、やっぱり学校のクラスの比率としたら、数人でしょう。

それももちろん尊いことですが、もっとクラスの全員が抱えているような漠然とした不安、悩み、希望。kohamoはこちら側にしっかりフォーカスを当てていて、それがポップスなのかと思いました。それはより万人の感性への理解が必要で、それと同時に安っぽくしないため音の取捨選択や、広く深いアートを描く力が必要なんですが、たしかにクリアしていっていると思います。その結果「School bag」「Crush」は、誰もが自分事にもなるし、あの子の気持ちにもなれる曲となっていると思います。その一方、「Broken Heart」や「微睡のような」からはロックバンドへのリスペクトも感じ、この部分もどう今後展開するのか、楽しみを覚えました。

この前、kohamoとポップスを歌うメジャーアーティストのライブを続けて見る機会があったんですね。そこでやっぱりメジャーで戦う人の歌詞って、やっぱり解像度というか耳への入り込みが違って、だからタイアップを何作もできるのかと思ったんですが、kohamoも負けてなかったなと振り返るほどに思いました。聴き手がどんな音楽の興味度であろうとも、届くものに近付いていると感じました。

8月は東阪リリースツアーも開催。いずれあの子の耳にも届く音楽を、いち早く体感しましょう。

 


kohamo『On my mind』

kohamo
EP『On my mind』
2026年7月29日配信リリース
https://linkco.re/UnTRY3az

 


kohamo 3rd EP Release Tour "Teal"

【ツアー情報】
3rd EP Release Tour “Teal”

2026年8月14日 (金)
at 東京 TOKIO TOKYO
[with]
wapiti
Panorama Panama Town

2026年8月21日 (金)
at 大阪 LIVE SQUARE 2nd LINE
[with]
TiDE
カラノア

チケット
https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=779467

 
 

この記事の執筆者
遊津場
神戸在住・名刺が可愛い音楽キュレーター。フリーで音楽ライターと新人発掘。年数回ライブハウスで企画。連絡はsakidoriyutsuba@gmail.com or DMまで。92年生。